夢への扉

□いざっ!戦国の舞台へ!
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この世は戦国時代、織田信長が消えたもののつかの間
豊臣秀吉が天下を統一を
するところだったが・・・旗の元にいた徳川家康が秀吉を討ち豊臣秀吉の天下統一は、はかなく散っていった。そして新たなる戦に立ち上がる一人の娘がいた。その名も「松姫」松姫は昔、織田信長により、軍の将軍であった父親、母親、兄弟を皆殺しにされ、底無しの孤独の日々だった。民には「あの眼を見ると死に至る」と噂され城に引きこもっていた。そんなある日、一通の手紙が来たそれは東の総大将徳川家康からだった。その内容は西軍の総大将石田三成との戦、関ヶ原の戦いに備えて一刻も早く来て欲しいと言う手紙だった。松姫は「これって・・・私たちあの徳川家康殿に認められたってこと!?白炉!」松姫は式神を出し狼白炉を呼んだ。白炉は松姫のお母さん的存在。たまに人間に化けて副将軍としている。
「どうした?いきなり俺を呼んで。」と頭をかきむしっていた。「ねぇ!これ見てみなよ!」手紙を白炉の目の前にかかげた。
「どれどれ・・・・・・・・・・えーーーーっ!!!!!!!そんな・・・こんな小さい軍でもこんな事ってあるんだ!!!」びっくりしていた。松姫はすぐに戦用の着物を着て大鎌を振り回した。「これで・・・これで戦に出られる!でも・・・この目・・・どうしよう」としょぼんとしていた。白炉は人間に化け、松姫に向かって術をかけた
「白炉!?何してんの!??」すると松姫の目が次第に閉じていった。最後は白炉は松姫の目に紋章をつけた
「これでよしっ!これで封印できた。あんた、父ちゃんから教えてもらった心理眼。使えるだろ?今日からあんたは心理眼で見な。」と厳しく言われた。やはりお母さんみたいだ。松姫は「ありがとう」と白炉の頭を撫でた。そして自室を出て自分の軍を集めた。
「皆、集まってくれてありがとう。皆に報告がある。耳の穴かっぽじってよーく聞きな!」と男の様に言った「東の総大将徳川家康殿から集って欲しいと手紙が来た!今から徳川家康殿の所へと参る。その準備をしてくれ!!!!」庭に響き渡る位の大きな声を出した。兵士は「ウソだろ!?」「こんな小さな軍が選ばれた!?」と驚きを隠しきれない様子だった。「驚いてないで準備開始っ!!」と手を叩いた。皆は一斉に準備をし始めた。「いよいよ戦国の大舞台に!どんな出会いがあるのかな?」ワクワクしながら白炉の上に乗っかった。「準備ができました姫様。新たなる戦に参りましょうぞ。」と陣大将が言った「よし!大胆不敵に戦に挑め!!我らに光と影の力を!!この鎌、この魂に宿りたまえっ!」鎌を振りかざした。そしていよいよ新たなる戦がはじまったのである!!!●●
 

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