【END and RE:TURN】

□悩み
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そして現在―

「…変じゃないよな?」

「…ふああぁ、おはよう、シン…」

「おはようございます。
ミサトさん、変じゃ、ないですよね?」

ミサトの前には、後ろ髪をひとつにまとめた少年の姿があった。

「…何か複雑な気持ちね。」

「…やっぱり、変ですか?」

「あ、ううん、そうじゃないの。
ただ加持のどこがいいんだか…」

「…本当は好きなくせに。」

「何か言った、シンジ君?」

「い、いえ、な、何もっ!?」

その時のミサトの瞳をシンジは忘れることはないだろう。



「おはよう。」

「センセッ!?お前大丈夫やったんか、って…」

「…碇、君?」

「これは絶対売れるぞ…」


―こうしてシンジは、期せずして(もっとも、予想出来たことだが)、学校一モテる男として、定着したのであった。









続く
  
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