呟く小人
□捜査方法って?
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【うわ…………。なんつー死に方してんだ、こいつ。】
まぁ、見慣れてしまえばどうってことないんだけど。
この警部補はこういってそうだしね。
『なぁ、齊藤さん。』
「なんだ。」
『酔った。車。』
「大丈夫か?」
『吐き気するだけだけど、昨日寝てなくてさ。』
寝てないって、おいおい(=゚ω゚=;)
だからさっき車の移動で寝てたわけね。
ご丁寧に僕の膝で。
てか、寝てる時にわかったんだけど、
この子女、だよね。
ちょっとびっくりなんだけど。
………あと、少し思ったんだけど。
凪ちゃんに似てる。
あの教師の凪ちゃんと。
この子が。
まさか………ね。
ないよ、うん。メガネしてないし(実際目が悪いと、聞いた。)照れやじゃないし(さっきちょっとからかったけど、反応なし。)
「……ん…土方さん!!」
【おっと、どうした?海風】
「鑑識が呼んでる。」
【あぁ。すまねぇな。】
「大丈夫か?寝てないよーに見えるけど。」
【おめーよりかマシだ。行くぞ。】
蒼い瞳が僕をみつめていた。
【な、何だ?】
『無理、すんなよ?…………怪盗くん?』
【なっ…………】
予想外、だった。
こんなところで、バレるとはね。
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