呟く小人

□潜入と脱出
2ページ/3ページ


前の捜査方法をを読んだりしてる人にはわかるんだよね。

【…………たははは。】

「たははは、ではない。総司。」

確か総司は、警部補に変装して行ったんだよな?

うん。で、まぁ。

【や、ごめんてば。しょーがないでしょ?まさかあの探偵くんに気づかれるとは思わなかったんだから。】

「海風のことか。」

【うん。びっくりだった。】

けろっとした顔で言っていたな。


「おーい。総司!!」

【あ、おかえり。平助。】

「おぅ!てか、総司よー。
土方先生が『あいつ、単位が足らねぇから進学出来なくなるぞ?』って言ってたぞ?」

オレ、なんか土方さんのパシりにされた気がするんだよな〜〜〜。

【……………今何時?】

「今か?お昼前。どうした?」

【ちょっと仕込んでくる。】

今思うと、凪ちゃんを連れてくることになったんだよねーー。

「………間違って、土方警部補に催涙弾を仕掛けるなよ。総司。」

【わかってるよ。僕そんな事しないし。】

「…………………(汗)」 

絶対するだろーと思っていたでしょ?

あぁ。

【じゃ、行ってきます。】

「おぅ!凪先生を気づかれないようにやんだぞーーーー!!!」



って言われて隠れ家を後にしたんだよね。

後は番外編『甘い風邪薬』の知る通りだよ。

まぁ、一君が機械に強くてよかったよ。
僕が学校から帰ったら、鬼みたいにパソコン打ってるんだもん。
思わずゾッとしたね。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ