小説

□黒/バ/ス
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君だけ*黄黒



黒子っち……
最近黒子っちが構ってくれないッスーー、俺なんかしたッスかー?
高校離れてからも俺達はつき合ってた。でもなかなか会えないし…
「まさか…浮気!?」
黒子っちは誠凛高校…あの中ならヤッパリ火神っちッスかね…。
「これは調べなきゃだめッス!!」

「おい、黒子…」
「なんですか?火神くん」
「お前最近元気ねぇぞ?…部活も上の空な時が多いし…」
「それは…」
「黄瀬だろ」
「(モデルでキセキ…僕には不釣り合いな気がして…最近距離を置いてるなんて言えませんよね)」
「?」

なんか、喋ってるッス!火神っち…俺の黒子っちッスよ!!
でも何を言っているかまでは聞き取れない。
黒子っち寂しそうなな顔してるッス…。まさか、火神っちとつき合っててデート行けなくなったとか!?そんなの許せないッス〜〜〜

「(あそこに黄瀬いる…)」
「はぁ…」
「まーなんだ話は聞くからな」
「ありがとう、ございますっ」

天使の微笑み…!!可愛いッス…こんなに可愛い黒子っちは渡さないッス…こうなったら強行突破ッスーーー!!

「黒子っちーーーーーー!!!!!」
「き、黄瀬くん!?なんでここに…」
「あーじゃあ、俺先戻るぞ」
火神っち逃げたッス!
「く、黒子っちなんで最近構ってくれないんスかー??」
「えと、それは…」
「浮気ッスか??俺心配ッス…黒子っちは可愛いから他の男に取られそうッス…」
俺がそう言うと黒子っちは綺麗な目を丸く開いてから一気に赤くなった。
「そ、そんなこと心配いりません…僕は黄瀬くんには他にも良い人がいると思って……」
もじもじ話す黒子っちの発言に自分がすごい勘違いをしているとわかった。
それどころか愛されてるッス…!!
「黒子っち大好きッスーーー」
俺は黒子っちをぎゅーっと抱きしめる。黒子っちはゆっくり俺の背中に手を回して抱き返した。
「僕も…君が好きです…」

あとから火神っちから黒子のノロケがしつこいとメールが来たのはまた後の話。




お互いすれ違ってる黄黒が好きです(`・ω・´)
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