狩人の夢

□私の日常
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私はハンターハンター大好き人間です!
なぜ好きかって?だって、楽しいゃないか、毎日が。私も運動能力はいいのだけど、(家の家系で武術とかも剣とかもいっぱいやってる)
そんなに毎日は楽しくない。
今、授業中なのだが…授業と言うよりは行事に関して決めるぞ会!みたな?私はボオーッとしてるけど。となんかしてるうちに友達に呼ばれた。

「美朔!決まったよ。舞姫が」
友達は私にはどうでもいいことを…

「なにそのどうでもいいって目。アンタだよ?今年の舞姫は」
どうでもいいことじゃなかったぁあああ

「は?!何で勝手に決めてるの?!希望性でショ?!」
美朔は信じられないという顔をしていた。

「誰もいなかったから、投票になったのよ。聞いてなかったでしょ?美朔」
呆れたように言う友達に美朔はシレっと

「うん。ぜんっぜん」
と答えた。

「ハァ、で投票が多かったアンタが、舞姫になったのよ。」
友達は黒板を指差した。
そこには、爽籟 美朔とかいてあり、その横には正の字がいっぱいあった

「って、私にしか投票入ってないじゃん!!
えぇえ?!酷くない?私だけにしか入ってないよ?これいじめですよね?ですよね?!」

「はあ。自分が人気ってきずかないのね」
友達は、騒ぐ美朔をみて小声で言った。

「え?なんか言った?」

「なんにも」

「あ、そうですか?」

「えぇ」

「ってか、希望書は?それ書き直せば…」

「無理よ。もう提出済みよ」
適当な話から、大事な話へと変わった。

「オウマイガァアアアット!!!!!!私死ぬぅ。」
美朔は、信じられない!と言う顔をした後、力なく机とご対面した。

「まあ頑張ってね」

「超他人事!まあ決まったからにはちゃんとやるけどさぁ」
そう美朔は決まったことはちゃんとやるタイプだ。

「美朔は頭いいしね。もう大学の勉強も頭に入ってるんでしょ?テストだって毎回一位。毎日やることなくてつまんなくなってた所じゃない?」

「まあそうだけど」























そう。私の日常はつまらない。








そのあと、放課後までの授業は終わり、部活も終わり、帰りとなった。

「ハァ。ツマラナイ。授業も、あんなダメダメ先生じゃ、覚えられないよ?」
美朔は頭の後ろで腕を組み、浮かない顔で歩道を歩いていた。

「そうね…全然わからないわ。あの先生たちの言ってる意味。美朔 が授業すればいいじゃない」

「嫌だね!面倒くさいもん」

「そう。まあ面倒くさいでしょうね

「爽籟さん!!!」あぁ、きたわよ」
友達の発言を途中で遮り、美朔の苗字を呼ぶ男の姿。

「え?なになにー?君誰だっけね?」
美朔は見知らぬ顔の男を見て、頭にハテナを浮かべた。

「そんなことはどうでもいいです!貴方の事が好きです!付き合って下さい!!!!!!!!」
ピッチーンと背筋を伸ばし、顔を赤らめながら大声でいう男。その声に周りの生徒達も立ち止まり、いつの間にか3人を囲っていた。

「あ、すみません。お断りします私よりいい人があなたには見つかりますよ。」
美朔は男に向かって微笑んだ。いつのまにかできていた囲いの中には、よかった、と息をつく男達もいれば、初めて告白シーンみちゃった!、と騒ぐ女子達もいた。

「はい。。。でも俺、諦めませんから!」
男は、一瞬残念な顔をしたが、すぐに開き直ったような、キラキラした顔に戻り、それだけ言って走り去っていった。
それを見た友達は、いつの間にかできていた囲いを「はい。もう終わったから通して頂戴ね」と、追い払っていた。











「はぁ。なんでみんな私なんかに」

「もう告白されること、日常茶番になったでしょ?…なら別に気にしなくていいじゃない」
友達の言葉に頷いた美朔をみて、友達は続けた。

「でも、恋愛とかどーでもいいんだよね」

「まあ貴方にとっちゃそうでしょうね」
と、帰りはいろんな話をした。



はあ。きょうもつまらない日だった。舞姫はちょっと楽しめそうだけどね。ご飯食べたし、ハンターハンター読んでねるか…

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