狩人の夢

□お泊り!
1ページ/6ページ

「で、イルミさんイルミさん」



ミサクは、未だに座っているイルミに声をかけた。(ヒソカは帰ったよ☆多分殺りに行く)



「何?」




「あのですねぇ〜私家もないしお金もないのですよ」




「ふーん。で?」




多分イルミは気付いているだろうが、あえて気づかない振りをする。




「で、ですねえ〜あのぉ〜お泊りさせて頂けないでしょうか?」






「うん。いいよ。」





「え!?いいの!?」




こうも簡単に行くわけがないと思ったミサクだが、簡単に行ったので、すっごく吃驚のミサクちゃん。





「うん。でも、条件付きだけどね。」





「え…条件って何?」





悪い予感がしたミサクは、その「条件」と言うものを、恐る恐る聞いた。





怖い。ほんとに嫌な予感がするよ!?大丈夫だよね!私格闘技とか家系でやってたし。いざとなったらおりゃっ★っとやっちゃえばいいよね。あ、今のおりゃっ★のぶりっ子的なところは、無視してくれ!








「夜寝るときは、俺の横で寝ること。大丈夫。ミサクはただ寝るだけでいいから。」






ミサクは、イルミの前半の言葉を聞いて勢いよく立ちあがった後、固まったが、後半の言葉を聞いて、安心した。






「なあんだ!よかったー。それだけ!?それだけでいいの?!ただイルミの横で寝るだけ?安心したぁ〜」



ミサクは安心したような笑みを浮かべた後、座りなおした。






うん。私の予感、初めて外れたけど、安心した!この条件なら、飲めるよ!








「その条件、飲んでやろうじゃん!」








「じゃ、決まりね。ハンター試験まで約一か月だから、それまで泊まってってね」







「え。それじゃなんか悪い気が「泊まっててね」はい!」






イルミの言葉に押されすぎて、イルミにとっていい返事を返してしまったミサク。








まあ、いいか。それまでなんかしてお金貯めよー。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ