11/01の日記

12:58
近況報告
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です。が。
めんどくさいので箇条書き。(おい


・短編消したい衝動に駆られる
・長編も書き直したい衝動に駆られる
・ディノヒバにどっぷりハマる
・骸ツナに至っては悟りの境地
・フラベルかわいい愛でたい


ざっくり行くとこんな感じの日々ですね。要するにあんまり変わってません。最近の口癖は「骸ツナください」です。ほら、変わってない((



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応援してくださる皆様へ、ささやかなお礼のSSをこっそり置いておきます。たまたま今日が雨なので暗いです、シリアス注意。あと文才さらに落ちてます、注意。
幸せなお話はまた今度!ね!



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ぽたり、ぽたり。

降り注ぐ柔い雨が、紅と混じって薄暗い地に落ちる。
その雫は、僕の纏った紅を滲ませこそすれ洗い流すにはあまりに頼りない。


「骸」


僕と同じく赤く汚れた琥珀色が、僕の名を呼んだ。
地面に転がる幾つかの動かないモノを一瞥してから彼に目を合わせる。

どれだけ赤を被っても、どれだけ硝煙の薫りがしても、その目は人間たる暖かみを失わない。引金を引く瞬間でさえ、僅かにその瞳が滲むことを、僕は知っている。


「…骸、何してるんだ。帰るぞ」

「君は」


ふ、と一つ息を吸い込んで、口を開く。


「…愚かですね」

「……、何を今更。お前に言わせればいつだって愚かなんだろ、俺」


おかしそうにくしゃりと微笑んだ君は、やはり赤く濡れていて。
それでも、確かに人間だった。


「…僕も、」


小さく、声にすらならない言葉。
唇からぽろりとあっけなく零れ落ちて、雨に滲んで、消える。



"      "
そう望むのは、赦されるだろうか。



(お題:構成物質様より「雨でも消せない、消えない赤」「人でありたい」)




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お粗末様でした。



 

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