01/18の日記

20:49
ハンバーグ?》黒バス火神×黒子
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「おかえりなさい。火神君。」
「おう…ただいま。」
いつものように仕事が早く終わった黒子が火神を玄関で出迎えた。
「今日もお疲れ様です。」
「黒子もな。」
2人はそう言ってキスをした。
これも2人の習慣。
「ごはんできてますよ。」
黒子はそう言ってキッチンへ駆けて行った。
料理はあまり得意ではない黒子だがいつも美味しいご飯を作ってくれる火神にたまには自分も頑張ると言って週に一度は自分で作るようになった。
確かに初心者の料理なのだが一生懸命に自分の為だけに作っている姿を想像すると火神は嬉しくてたまらなくなる。
料理の味も何倍も美味しく感じてしまうわけで。
「今日はハンバーグを作ってみました。」
人から見れば無表情なのだろうが火神にはとてもワクワクしているように見えた。
「頑張ったんだな?」
頭を撫でてやると今度はフワッと笑う。
一緒に暮らし始めてから漸くわかるようになった黒子の表情。
全部が可愛く見えて…そんな自分に火神はため息を吐いた。
「どうぞ。」
「いただきます…?」
なんだかやけに大きなハンバーグだなと思いながらハンバーグに箸を入れた。
「ん?」
なんかハンバーグの硬さではない気がする…
だが黒子を見るとワクワクしながら自分の感想を待っている。
火神は強めに箸を入れるとハンバーグの中から何かが出てきた。
「ゆで卵か?」
「はい!当たりです。ハンバーグに入れたら美味しいかなと思って…入れてみました。」
嬉しそうに目を輝かせ待っている。
火神はハンバーグを一口口に運び黒子に言った。
「うまい!」
本当に美味しかったのでニカッと笑いながら言うと黒子も嬉しそうに笑った。
「あ…ご飯ついできますね。ハンバーグもおかわりありますから。」
「サンキュー。」
そう言ってゆで卵入りのハンバーグ…
というかこういう料理あったなと思いながら火神はあっというまに食べてしまった。
「ハンバーグもおかわりな!」
「もうですか?すぐ出すので待っててくださいね。」
それでも黒子が言うならハンバーグなのだ。
それもとびきり美味しい。
火神は黒子が一生懸命ハンバーグを作る姿を思い浮かべニヤニヤしていた。
それを見て黒子が気持ち悪いです。と一言。
このやりとりも2人の習慣になりつつあった。






スコッチエッグというものを作ったら…というかゆで卵を作ると黒子が…思い浮かぶので…←もうかなり重症です(汗)

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