黒子のバスケ

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気まずいとても気まずいです
早くここから離れたい…でも

「真ちゃん、この子誰?知り合い」

この人がいる限り無理ですね




何やかんやで只今秀徳のバスケ部にいます

「(あっまた入った!緑間君ナイスです)」

見つかったらどうなるかと心配していましたがこんな近くで緑間君の姿がみれるなら良かったかも知れません

「ずーと真ちゃん見てるよね」

後ろから高尾君に声をかけられた
正直彼は苦手です

「彼とは…元チームメイトですので」
「本当に?」
「…」

気付かれているんでしょうか
僕が彼を…緑間君を好きな事

「高尾!!!何をやっているのだよ」

高尾君を緑間君が怒鳴っている
二人は仲が良いんですね

「黒子、大丈夫か」

交代なのか次は緑間君が隣に座る

「(ドキドキします!!!)」

心臓をバクバクさせながらタオルを渡す

「!ありがとうなのだよ」

帝光では当たり前だったのに今はお互いぎこちない

「そう言えば、何故ここに来た黒子」
「ゔっ」

出来れば忘れて欲しかった事を緑間君は聞いてくる

「ですから…迷ってしまって…ですね」
「秀徳は近くないぞ、嘘をつくな」

沈黙が続く

「はぁ全く昔からお前が何を考えているか分からなかったかが…」

ズキズキズキ

「三年の最後突然消えたと思ったら急に秀徳に現れて…」

ズキズキズキズキ

「やはりお前は苦手なのだよ」


ガダンッ


「僕もっ君が…苦手ですっ」

緑間君からの言葉が悲しくて
彼の側にいるのが苦しくて

僕は逃げ出してしまった
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