黒子のバスケ

□みどりのたんじょうび
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キセキ組のかぞくごっこはいつも母親が桃井、父親が黒子であった
それは皆が黒子が大好きな為
皆が父親役をやりたがり黒子を母親役にしたがるからである
いつも父親だった黒子は当然母親役などやった事がなく兎に角桃井の真似をする事にした
それがいけなかった…

「じゃあ、いってくるのだよ」

仕事に行くふりをする緑間

「はい、いってらっしゃいあなた」

チュッ

黒子が緑間の頬にキスをした

「なにやってんすかくろこっち!!!!!」
「てつーー!!!!」
「きゃーーてつくん」
「くろちん、だいたん」
「…」

それぞれ先程の行動に対して唖然するは騒ぐは大変である

「くっくろこ!なにをするのだよ」
「あれ?ももいさんはいつもこうしてますけど…ちがいましたか」

固まっていた緑間は我にかえるや真っ赤になって黒子を見るが黒子は何が何だか分かってない様子

「てつくん…」

桃井は何も言えなかった


兎に角今は緑間のプレゼントな為そのまま続ける事になった


緑間帰宅

「おかえりなさい、あなた」
「いまかえったのだよ////」

緑間を出迎える黒子
貴方呼びに慣れない緑間はまだ顔が赤い

「ごはんにします?おふろにします?それとも…」
「?」

それとも…まだ何かあるのかと緑間は黒子の方に振り向く

「ぼくにします」

…緑間は止まった緑間以外の皆も止まった

「てつや…どこでおぼえたんだい?そのことば」

一番始めに復活した赤司には黒いオーラが見えなくもない

「あおみねくんがもってたほんにかいてありました」
「だいきおにいちゃん…ちょときなよ」
「っ!!!」

しばらくの間おばぁちゃん(赤司)とおにいちゃん(青峰)は散歩に出掛けた
途中叫び声が聞こえたような気もするが気のせいだろう

何やかんやで波乱にみちたかぞくごっこは終わりを告げた
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