黒子のバスケ

□未来から来ました2
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「…部活中変な事に巻き込まれて」
「何っだから言ったのだよ
今日のおは朝占い外にいるときは頭上に要注意、ラッキーアイテムは!!」
「ロッカーに忘れました」
「はぁ」

怒るよりも呆れる緑間

「だが無事で良かったのだよ」

安心したのか頭を撫でる

「緑間君」
「何だ」
「未来に行ったって言ったら信じますか」

緑間は信じないだろう

「ふんっそんなの有り得ないのだよ」

やっぱり

「そしたらですね」
「おい」

緑間を無視して話を続ける

「そこで僕、未来の旦那様に会ったんです」
「っ」

頭を撫でていた手がとまる

「暖かい人でした」
「そうか」

二人の間に沈黙が続く

「お前みたいな奴と結婚するとは物好きな奴なのだな」
「えぇ、変わった人です」

本当に変わった人です

「っ見てみたいのだよ」

同様にする緑間を黒子は見つめる

「ねぇ緑間君」
「何なのだよ」
「…幼なじみやめませんか」

突然の黒子の言葉に目を見開く

「辛いんです」
「だから」
「やめましょう」

辛い、俺といると辛いのか
だから離れたいのか…だが

「いやだ!お前は誰にも渡さない」
「お前が会った旦那にもだ」
「俺から離れるなんて許さないのだよ!!!」

認めない認めない認めない認めない!!

「誰も離れるなんて言ってませんよ」
「っはぁ?」

黒子の言葉に頭がついていかない

「僕は幼なじみをやめましょうと言ったんです、そもそも君と離れるなんて僕も嫌です」
「っ黒子」
「テツナです」

初めて呼ぶ彼女の名前

「テツナ」
「はい、真太郎君」

初めて呼ぶ彼の名前
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