黒子のバスケ
□未来から来ました2
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あれからすぐに黒子は目を覚ました
「んっ」
「!黒子ちゃん」
今までそばにいたリコがいち早く気付いた
「あれっリコ先輩」
「良かったぁ気分大丈夫?」
「…はい」
まだ頭がボーとしているのか元気がない黒子
しばらく横になるよう言う
「黒子ちゃん何か思い出せる」
未だ本調子じゃない黒子に無理をさせるのは悪いけど…向こうで未来で見たものが何か影響していないか確認する
「…いきなり視界が真っ白になって気付いたら…知らない部屋にいたんです、そしたら…」
急に言葉を詰まらせる黒子
「そしたら…////////」
それ以上顔を赤くする黒子に何も聞けなかった
あの後気分もよくなり黒子は家へと帰って行く
すると家の前に見慣れた人物が見えてくる
「緑間君?」
「…黒子っ」
緑間君とは幼なじみで家も隣通し
両親同士が仲も良く泊まりにくることもあった
「どうしたんですか」
「どうしたじゃないのだよ!」
近づいてくるなり叱られる
「いつもより帰りが遅いからとお前の両親が心配していたぞ」
「済みません」
これ以上怒らせないよう素直に謝る
「何かあったのか」
正直言いたくないのだが言わなかったで後が怖い