何も属さない小説

□恋に落ちる瞬間
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昼休み

「アルファーー!」

毎日のように訪れる

「なんだ……松風天馬」

同じサッカー部で

最近気になる人




「一緒にお昼食べようよ」
「……NO」

何回このやりとりをしてきただろう
明きもせずに毎日誘ってくる



「あーあ、また断られた」

残念そうな顔をする松風天馬
そんな顔も毎回見ているうちに胸に違和感を覚える

「毎日毎日、断られると分かっているのに何故何度も誘いに来る」

松風天馬の誘いに応じたことは一度もない何故彼は何度も自分を誘うのか未だに分からない
何気なく松風天馬に聞いてみた

「…だって」
「…」

今まで見たことないような表情
顔を真っ赤に染めながら

「…だって!アルファと一緒に…居たいんだ」

そう言って駆け出す松風天馬から目を離せないでいた

一緒に…居たい

「/////////」

胸の違和感が増していく
今まで感じたことのない気持ち






END
 

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