リクエスト小説

□もう前には戻れない
1ページ/3ページ

「ギャアアァァァ!!!!!」

オッス皆久し振りだな
俺の名前は火神大我、誠凛高校に通ってる
因みにバスケ部だ

「怖っ青峰っち怖いっスよー!」
「あぁ?これくらいでびびってんじゃねぇよ」

まぁまず状況を説明するぜ
部活から帰ってきた俺の部屋から突然悲鳴が聞こえた
一人暮らしだから当然部屋には誰もいない筈なんだが…

「黄瀬うるさいのだよ」
「黄瀬ちん弱ー」
「涼太お隣に迷惑だろう」
「赤司っちまで〜酷いっス!!」

何でこいつらいるんだ?

「何じゃこりゃ」
「火神君お帰りなさい」

キセキの奴らだけでなくいつものコンビニで分かれた筈の相棒までいやがる

「どういう事か説明しろ黒子」
「はい、実は…」

黒子からの説明によると俺と分かれた後携帯に赤司からメールがきて、俺の部屋に来いとの内容だったらしい

「おっせぇぞ火神」
「あっお邪魔してるっス火神っち」

何でこいつらが俺の部屋の鍵を持っているのかは敢えて聞かないでやろう

「何処であぶらをうってたのだよ」
「ねぇこの部屋全然お菓子ないよ〜」

お前に言われると余計にムカつくぞ緑間
おい紫原、勝手に部屋をあさんじゃねぇ!

「大我夜道は危険だ、次からはなるべく早く帰るようにしろ」

…こいつには何言っても無駄だな

「で、何してたんだよ」
「怪談っスよ」
「青峰君が暑いと騒ぎ出して、エヤコンを勝手に使うわけにもいきませんし、どうせならと皆で怖い話でもして紛らわしてました」

成る程さっきの悲鳴は青峰の話が怖すぎて黄瀬が叫んだ声だったのか

「次は黄瀬の番なのだよ」
「おっと俺っスね、海常高校の怖い話聞いてきたっスよ〜」

わざとらしく幽霊のマネをしている黄瀬…ウゼェ
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ