Free!:中編

□君が誰のものか確認する日
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Another Story



「テストの結果どうだったー?」



学校の帰り名前は渚と偶然出会った。
これも何かの運命だ!という事で遊園地を行ったメンバーを呼ぶことに。



未だに誰も来ないので二人で話しながら待つことに。




『Bだったよ』



「それって良いの?悪かったの?」


『普通・・・』


「うわぁ・・・反応し辛いね・・・」


『良いの!泳げれば良いの!!!』


「まぁ一週間頑張ったもんね、・・・・あ!マコちゃーんハルちゃーん凛ちゃーん!こっちこっち!」




渚が大きく手を振ると真琴達は気づき、渚達の元へ。





凛は無言のまま名前の隣に座ろうとすると、遙の腕がそれを止めた。


珍しい行動に幼馴染である真琴はギョッとした。
凛は視線で離せ、と訴えるが遙は握り締めたまま。外す気はさらさらないようだ。




「名前の隣は俺が座る」




その場に居た全員がカチンと氷のように固まった。







「・・・何言ってんだ・・・お前・・・」




「お前はこの前名前を悲しませた、そんな奴は名前の隣に座るな」



「んなっ!?」



「ついでにお前と名前が付き合ってることは認めない」



「な、何でお前が・・・・・・・・・・・・名前」





首をギュルンと回し名前を睨みつける。




『違う!違う!私は・・・・・・渚』




ハッと思い出したかのように名前は渚に視線を移す。




「てへっ」





渚は拳を頭に付けて舌を見せる。





『て・・・てへっじゃないよ!!!何で言ったの!!!』



「だってー面白そうじゃん」ねー、と渚は真琴に同意を求める。
「そーだね」と真琴も珍しく悪乗りする。








「凛・・・絶対に認めない・・・お前の傍に置くくらいなら俺の傍に置いとく」



「はぁ!?」



『遙!?』



「おぉー!修羅場だよマコちゃん」



「そろそろ座りなよ二人共・・・一応お店だし・・・」






遙の衝撃すぎる言葉に凛は一瞬言葉を無くすが、スグに目をギラつかせた。







「上等だ、絶対お前なんかに名前はわたさねぇよ」



「お前じゃ名前は幸せにできない・・・」











「「水泳で勝負だ」」












(ほらね、僕が言ったとうり!面白い事になったよ〜)

(本当に二人は泳ぐの好きだねー・・・)


(誰でも良いから二人を止めて!!!!!!)























遠い遠いあの人を思って



end.



13.8.27

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