ブラコン:長編

□自己紹介in朝日奈
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右京さんにお風呂場の場所を教えてもらい、脱衣所でパッパッと服を脱ぎ捨て。
弥くんが待つお風呂の扉をガラリと開ける。























『弥くん!お待たせ・・・・』






















確かに其処には弥くんがいた。












そして雅臣さんも・・・。
















『きゃああああああああああああああ!!!雅臣さん!?』











「うわああああああああああああああ!!!名前ちゃん!?」





二人の断末魔が風呂場で響いた。














『ごめんなさいい!!!!』





バンッと私はお風呂場の扉を閉めた。






ーー・・・嘘ぉ・・・。





あぁ・・・私の貧相な体を雅臣さんに見られてしまった・・・、あと弥ちゃん雅臣さんもいるなら先に言ってよ・・・。





あぁ・・・雅臣さんに見られた・・・恥ずかしいよ・・・。




















***







「・・・?名前お姉ちゃんどうしたんだろう?」



弥はイマイチ理解できておらず、不思議そうに雅臣に聞く。



聞かれた本人、雅臣は体全体が真っ赤にしながら俯いていた。



「・・・弥、何で名前ちゃん来るって言わなかったの」




「え?僕言ってなかったけ?」








「・・・言ってないよ」






ーー・・・名前ちゃん、ごめんね。












その後の夕食時に名前と雅臣の二人して机に突っ伏していたのは言わずもがである。
そんな二人をみて全員首をかしげた。









(あぁ・・・雅臣さんすみません)



(名前ちゃん本っ当にごめんね・・・)




二人は同時に心の中で謝罪した。




end.
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