黒子のバスケ:長編
□弱い子誰だ
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そして暫くの沈黙の後、名前は一文字ずつ静かに答えたー…。
『…りょ…両親が…ぐすっ…・アメリカに…行くから…ひっぐ…』
二人はただ黙って最後の言葉を待ったー…。
しかし、その言葉は二人が予想していたものより残酷で…悲痛で…。
心臓が鬼に掴まれたようで…。
『私も…来いって・・・・・・・』
(当たり前から逃げていたから)
(僕は***ー…。)
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