memo

管理人涙(more/)がごっちゃごちゃと。

更新履歴,拍手レス機能をここにまとめています。
気軽にコメント下さいね




◆no title 


ある日のことです。私は、正直その時になんて言ったのか覚えてません。確か自分なんてどうでもいいとか、そんなことを言っただと思います。
彼は私に「そんなのはダメだ。君には幸せになってもらいたい」と言いました
もうダメでした。そんな風に嘘偽りも打算も疑いもない子どものような瞳でそんなことを言われて、好きにならない人がいるなら私は正気かと言ってしまいそうです。
初めてでした。あんなに真剣に幸せになってほしいと言われたことも、こんなに誰かを好きだと思ったことも。
こんな自分のことを、こんなに大切に思ってくれている人がいると思うだけで私はその場で涙が出てきてしまって、私は初めて自分の気付きたくなかった感情に気付きました。
きっと、正義感の強い彼にとっては他の生徒を思う気持ちとなんら変わりなかったでしょうし、ただ私立の一貫校に通う生徒の中で私のような存在が珍しかっただけで、私が特別でないことも痛いくらい分かっていて、けれど分かっていても、好きになってしまったんです。
気付いてからは、会いたいという感情に段々会いたくないという叶わない恋からくる感情が勝って、次第に会うこともなくなり私は学校を卒業し…
それでも、私は辛くなった時、自分の居場所がないことを実感した時、いつだって自然と彼を思い出して彼の言葉に頑張ろうと思え、そうやってここまで歩いてきました。学校を卒業するまで何人かの男の子と付き合ったりもしましたが、どの人も彼には敵わないような気がして私から別れを告げました。
今でもこの感情が恋かどうかは分からないです。それは依存だと言われればそうですし、恋だと言われればそんな気もします。それでも、未だに私にとっては大切でこれ以上ない感情ですし、無理に名前をつけようとは思いません。

きっと、私の描く作品がネチネチと感情的でしつこくて叶わないような恋のものばかりなのは私が未だにこの感情にとらわれているからなのかなと思います。
皆様にも、そんな大切な感情はありますか?淡く、まさに青春といったような恋の思い出はきっと年老いて死ぬまでその身の中に宿り積み重なり地層となって生き続けるのだろうと今ではそんな風に思えるようになりました。

ぜひ、皆様の中にも大切な失いがたい感情があるのなら、また教えて下さい。
ではでは。



2015/06/02(Tue) 21:55 

◆no title 

お久しぶりです、涙です

私は涙という名前にしていますが、読みはルイです。
ルイとは、私が昔飼っていたうさぎの名前です。もともとネットではそのままルイという名前を使っていたのですが、何年か前に「涙の後には」というサイトを運営し始めた時にせっかくだから…と、ルイという名前を読みはそのままに涙という名前にして未だに使用しています。
実は名前を変えたいなぁとか思わないでもないのですが 苦笑

ところで、皆様にはいままで一番好きだった人、忘れられない人はいますか?
私にはいます。何年か前にその想いを題材にしたお話を書いたこともあります。そのお話はハッピーエンドで終わりますが、私と彼の間には何もありませんでした。
当時、私はどこにも居場所がなく、けれど誰かを悪者にすることも出来ずただただ生きるフリをしていたように思います。
彼、とは学校の先生です。真面目とか優しいとか誠実だとか顔がそこそこかっこいいとか収入が安定しているとか、そういった世の女性が結婚する人の条件に並べそうな、本当にどこでもいるような普通の人で、私は初め、彼のそういう普通なところがそんなに好きじゃありませんでした。
彼には奥さんがいて娘さんも居て、とてもとても毎日が幸せそうで眩しい、とそんな風にも思っていました。
ある日彼と偶然二人きりで話す機会があり、私はつい自分のことを話してしまったんです。彼は自分も同じような境遇だと。ある日、新しいお母さんというものが知らない子どもを連れて現れて、自分の母親はいなくなっていたとそう言ってました。
日の下で笑う彼はとてもそんな寂しそうな人には見えず、私は酷く驚き、また私は自分と似た境遇に、初めて見た彼の寂しそうな表情に、まるで鏡に映した自分を見ているような気持ちになって酷く泣きたいような気分になったのを今でも覚えています。
それから、二人で会うようになりました。ただ、話すだけです。それでも私はいつしか彼が自分を呼んでくれる瞬間が、他の生徒が知らないような一面を見せてくれる瞬間が次第にどんどん待ち遠しくなるほどになって、好きになってしまいそうと思った瞬間には多分好きになっていました。
けれど、私にはそんな自覚はなく、彼には愛する奥さんがいることも充分分かっていましたし何より自分は子供で彼と釣り合うような、人間ではなかったですし、ただただ彼に会いたいとその時は思ってました。


2015/06/02(Tue) 21:54 

◆UP 

●高緑更新『久遠の時間』

「俺のどこが好き?」

「顔…か?」

「真ちゃんって残酷。…最悪だよ。それって、二番目に最高の褒め言葉」

「一番は何なのだよ」

その答えが見つかるはず。
蜜蜂続編です。とうとう二人が結ばれたり…結ばれなかったり…?
読者様がすっきりしてくれる終わりになっているのではないかと思います。

久しぶりの更新で、こうして更新のお知らせが出来たこと本当に良かったです。
ずっと待っていてくださった読者様には感謝してもしきれません。これからも、以前のように早い更新頻度でいられるかは分かりませんが、ボチボチと更新していけたらと思っております。
ご迷惑おかけして大変申し訳ございませんでした。本当にありがとうございます。
ひさしぶりの高緑、涙ワールドをたのしんでいただきけたら幸いです。

本当に、長い間お待たせして誠に申し訳ありませんでした。
優しく温かい目で待っていてくださりありがとうございます。
休んでる間も、たくさんの応援コメント読ませていただきました。とても励まされ、勇気付けられました。
返信は拍手にコメントくださった方のみと決めているのですが、とても嬉しくお一人お一人に返信したいくらいです。
ですが、当然それは時間の都合もあり難しいことなので、この場を借りて、言わせていただきます。

ありがとうございます。そして、これからも遅筆ではありますしご迷惑もたくさんおかけすると思いますが当サイトをよろしくお願いいたします。




2015/05/02(Sat) 13:42 

◆Re 

3月21日15時56分頃拍手下さったカナリア様へ

お久しぶりです!お返事遅れて申し訳ございません。
お忙しい中こうしてコメントくださり大変ありがとうございます。
私こそ昨年もお世話になりました。また、執筆の方も再開したいと考えております。今年もよろしくお願い致します。
カナリア様の言う通り、私たちが、日々忙しなく過ごしていく中きっと高緑の二人は部活も勉学の両立は勿論、恋愛面においても輝いた充実した毎日を送っていたのでしょうね!
高緑連載のほう昨年中に完結できて私の方としても安心しました。温かいお言葉ありがとうございます。
ハラハラして頂けたのなら良かったです。
実は、蜜蜂のほうは書き始めた時から宮緑要素はほとんどなしで葉宮をちらっと登場させようと考えていたのです。葉宮が大きなキーワードになるわけでもなく、ただただ私の好みなのですが笑
蜜蜂の方は、また第二部的な感じで始めたいなと思っております。真ちゃんの高尾への気持ちはまだまだ恋愛と呼べるような終わりではなかったので…。その時はまたおつきあい下されば幸いです。
娼婦の終わりは、読者様がそれが真ちゃんの夢なのか現実なのかどちらにとって頂いても良いように書いたものでして、私はこういう読者さまに誰も知らない先の物語をゆだねるような終わり方が好きなのですがカナリア様がそういう風な受け取り方をしてくださりそして涙して下さったと知り、このお話を書いて良かったと思えました。ありがとうございます。
高尾誕小説のほうもお読みくださりありがとうございます!
そうなんです。私の中では珍しい作品だなぁと、私自身思っておりました。まず英語の苦手な私が英文を頑張るところからあの小説は始まりました…笑 拒否権はないのだよ。というお言葉、素敵ですね〜!それでこそ真ちゃんですね!きっとでもあの作品の二人はそういう風に手を取り合って幸せになってくれると思います。
アニバス見ておりますよ〜!秀徳、洛西戦の真ちゃんと高尾さん大変素敵でしたね!漫画とはまた違った楽しみがありますよね!
カナリア様に同感です。私の心が腐っているのか、ベストコンビよりも二人はベストカップルのようにしか思えません…汗 出来ることならノーベルラブラブ賞でもなんでもあげたいんですが…。
真ちゃんの前髪、私は始め、ん?リーマンが居る…真ちゃん!?ってなりました 笑 高尾さんがおそらく切り揃えたのでしょうね。私もカナリア様と同意見で、切った前髪はひとつ残らず高尾さんのオカズになっていると思います笑
自然と隣の高尾さん、むしろもう隣が高尾さんじゃなかったら、私が発狂しますね…。どうした高尾!?です笑
更新の件について、励みのお言葉ありがとうございます。長く更新出来ていない現状が私自身大変心苦しいのですが、カナリア様の優しいお言葉とても嬉しく思います。上手な言葉でなくとも、カナリア様のその優しいお気持ちが文面から伝わり本当に感謝してもしきれません。
長文失礼しました。コメント大変嬉しく思っております。本当に本当に、ありがとうございます。
これからも宜しくお願い致します。また、時間の空いた時にでも当サイトにお越しくださいませ。高緑について語りましょう。
ではでは、コメント、誠にありがとうございました。


2015/03/29(Sun) 22:33 

◆続き 






 洗い立てのシーツを汚さないようにバスタオルを敷いたおかげで、二人で買った黄瀬のお気に入りの紺色のシーツは滑るように滑らかで心地よい。
 身体を重ねた後に、酔いが覚めたように先ほどの熱を忘れ冷めきってしまうのは黄瀬の一種の癖だ。長年の経験でそんなことは分かっているし放っておけば勝手に機嫌が良くなることは分かりきっているのだからそんなことに文句を言うつもりはないし機嫌取りをするつもりもない。
 黙って、ただ睡魔に身を任せて今は眠れば良い。目を閉じて本格的に寝ようと思った時、黄瀬が口を開いた。

「ねぇ、青峰っちはどの季節が好き?」

 その声があまりにも心細そうで、黄瀬を見やるけれど黄瀬はすっかり青峰に背を向けているせいでその表情はうかがい知れない。

「今は夏だな。最近寒すぎて嫌になる」
「ふふ、青峰っちらしいや」
「お前は?」

 夏が一番好きだと不器用な顔で笑った昔の黄瀬をふと思い出した。黙った黄瀬前にも言ったと拗ねたのだろうか。そう思って声を掛けようとして

「俺は…本当は春が好き」

 黄瀬がポツリと落とすような声でそう言う。

「理由は?」

 とても簡単なことだ。理由なんていくらでも思いついた。けれど、黄瀬の背中が聞いて欲しいと語っているのだ。

「冬が…終わるから。ねえ…青峰っち。雪が溶けたら何になると思う?」

 黄瀬が緩慢とした動作で振り向く。何年たっても黄瀬は綺麗だと思う。かっこいいとかよりもずっと美人って言葉が似合う。俺はこいつより美しいものを知らない。

「春、春だろ」

 何泣きそうな顔してんだよって言いたかったけれど言えばもっと泣くなと思って結局言わなかった。その代わりに腕を伸ばして今にも声をあげて泣きそうな顔をした黄瀬を抱きしめる。肩が震えていて、抱きしめた腕の隙間から嗚咽が聞こえる。黄瀬はきっと俺に泣き顔を見せたくはないだろうから俺の胸に顔を押し付けるように強く抱きしめた。

「お前は分かりにくいやつだけど、すっげー分かりやすいよ」

 肌が濡れる感触がして、あぁきっと泣いているんだろうと思った。


2015/03/29(Sun) 20:52 

◆no title 

遅筆ですがお話書いております。
書いているお話とはなんの関係もありません青黄の小ネタを投下だけさせていただきますね。いろいろな設定はご自由に妄想して下さい。


 暑い。だるい。早く冬になれ。
 そんなことをブツブツ言っていたと思う。ただでさえ暑い真夏の空の下で動き回ったらそりゃぁこんな大粒の汗もかくわけだ。
 普段は汗なんか一滴もかかないような澄ました顔をしたこいつも隣でゼーゼー息を整え、額の汗が太陽の光に反射して光っている。
 それでも、そいつは汗をかいていても絵になるような男で、元から顔に汗をかきにくい体質なのだろう。俺は顔中から汗が吹き出ているが、そいつは鼻周りなんかには、一滴の汗も無く額とこめかみから伝う首筋の汗が妙にエロかった。

「青峰っちは夏が嫌いっスか?」

 前髪をかきあげて手の甲で額の汗をぬぐいながら、そう訊いてきた。俺は一瞬考えて、そうじゃないと答える。

「暑けりゃあ早く冬来いってなるし、寒けりゃあ夏が恋しくなる。ただそんだけ。お前は?」

 好きな季節があるのか、と問われたらパッとは思いつかない。だけどふと思い出す。空から抱えきれないほどの雨が降ってじめじめとした気候が続き、なんだか何もかもが億劫になって出掛けるときには必ず折り畳み傘を持たされるような光の差す地で思い切り走り回れない梅雨の季節のことを。
 そんな時期に、黄瀬は産まれた。

「俺?俺は…夏が一番好きかな」

 お前、俳優は向いてねぇよって言いたくなるような嘘の下手な不器用な笑顔でそいつは笑った。


2015/03/29(Sun) 20:52 

◆お久しぶりです 


お久しぶりです。涙です
最後の更新からもう2ヶ月も経つんですね。気付けば3月になっていて、更新を待ってくださっている方には大変申し訳ないです。
更新の件について拍手にコメント下さった方もいらっしゃって、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
こんなに更新しなかったのは初めてのことで読者の方々にはご迷惑おかけしました。ご心配おかけして申し訳ございません
今もまだどうしても執筆しようという気にはなれないのですが、一応サイトをやめるとかそういったわけではないことをご報告したいなと思い、このような形をとらせていただきました。
新作のお話もまだ一話もできておりません。だというのに、のこのこ現れて申し訳ないです。
とくに日常生活で何かがあったという訳ではないのですが、執筆というのは書き手の心情だったりにとても左右されやすく今はまだどうしても前のような作風の作品が書けずにいるのです。
過去は、人を感傷的にさせますね。忘れたいこと、辛かったこと、もう二度と思い出したくもないような感情が胸に溢れて私は立ち止まったままです。
随分昔に私は夢小説を書いていたのですが、その時のような作品ばかりが胸に湧き上がってあぁ私が今このサイトにあげたいもの、読者さまに読んで欲しいのはこんなものではないのにと自分に失望してばかりです
暗いお話をしたいわけではなかったのですが、なぜ更新しなくなったのかと問われますとやはり気分が沈んでいるからとしか答えられません
ただ今はまだ読者さまの優しさに甘えて立ち止まらせて欲しいのです。
前述したとおり、何か辛いことがあったとかそういうわけではないので私のことはお気になさらないでくださいね。
また近々ひょこっと現れて更新しようと思ってるので、それまで気長にお待ち下さればと思います

これからも当サイトを宜しくお願い致します。



2015/03/08(Sun) 19:47 

◆UP 

●高緑更新「蜜蜂」

今年最後の更新となります
とりあえず蜜蜂はこれで最終話ですが、続編を書きたいなーと思っております
もっともっと高緑には幸せになってもらいたいと!

今年も当サイトを応援してくださりありがとうございました。
来年もよろしくお願いします!
良いお年を…!



2014/12/31(Wed) 21:47 

◆UP 

●青黄更新「たった四文字だ」

続きは後日。

やっぱり青黄は不器用なのが好きです。


2014/12/15(Mon) 16:37 

◆Re 

11月25日00時40分頃拍手下さった茜様へ

はじめまして。拍手ありがとうございます。
お返事遅くなって大変申し訳ございません。
茜様も里見八犬伝行かれたのですね。玉ちゃんが横を通った事件は、私の中でもかなり幸運な出来事でした。昔から知り合いにはよく強運だと言われるのですが、発揮出来て良かったです。
茜様は千秋楽に行かれたのですね。どうしてもその日は用事があり、私も千秋楽に行きたかったので羨ましい限りです。
サイト運営のほうもし可能になれば、できると良いですね。そのときは是非訪問させて下さい。
いつも応援しているのお言葉ありがとうございます。私の些細な日常に反応して拍手下さったこと嬉しく思います。
猿美良いですよね。私も大好きです!お読みくださりありがとうございます。これからも、遅筆ではありますが、ボチボチと更新していきますね。
拍手ありがとうございました。これからも当サイトを、よろしくお願い致します。


2014/11/30(Sun) 13:28 

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