短編

□ワレモコウ
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「さぁ、秀徳VS桐皇の試合見に行くわよ。」

「監督ー、まだ黒子が来てません。」

グシャッ「なんですって!?」
持っていた空き缶を握りつぶし叫ぶリコ。
「ヒッ!!」一年からは微かな悲鳴が聞こえた。二年たちも若干顔が青い。

ピリリ、ピリリ

ピッ
[もしもし]

[おはようございます監督、黒子です。]

[今、何時だと思ってる?(怒)]

[すみません。今日行けなくなりました。]

[はぁ?ちょっと待ってなさい(怒)]

[えっ?(汗)ちょっと待ってくださ…プツ、ツーツー

「ふふっ、ちょっと行ってくるわ。」

「…はい。」ガクブル



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