長編トリップ夢小説
□第四章
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『暴れてやんよぉぉ!!』
僕は
矢を一本………ではなく。
五本くらいまとめて解き放った
アリ「いやいやいやいやいや!!!何やってんだよ!?!?」
『あ"ん?』
スライムは腐った杏のように脆く、いとも簡単に矢が突き刺さる。
だが物事というのはうまくいかない。
このスライムは迷宮に生息する軟体動物であり、自分より強い生物を見つけると真似をすることによって戦う習性を持つ。
何度も何度も再生をする。
攻撃をしても無意味というわけだ。
『ちっ…手伝えアリババ!!』
アリ「呼び捨てかよ!?;;くっそ…こいつら切っても切っても元に戻りやがる…!!」
『頑張れアリババ!!』
アラ「その調子だ!アリババくん!!」
アリ「お前ら食われちまえぇぇ!!泣」
アリババに切られたスライムたちはひとつになり、キングなスライムへと進化してしまった。形がなんとなくアリババに似ている。
アラ「しょうがないなぁ!ウーゴくん…がんばろう!」
ピーーーーッッッ!!
アラジンが笛を吹くと先程の青い巨体が広がった。
『お、おおおぉぉお…oh...UUGOKUN...』
アリ「お前ちょっと黙っとけよ!!怒」