ERIK ROOM

□ERIK ROOM 第1弾 「ホワイトデーのお返しについて」
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コバエリ(以下コバ)「ボンソワール・ムッシュウ、ボンソワール・マドモアゼル。ようこそ、音楽の王国エリックルームへ。
 栄えある第一回は『ホワイトデーのお返し』についてを考えてみたいと思います」

デレック(以下デレ)「随分、堅苦しい挨拶だな。コバエリ」
コバ「一番最初ですからね。こういうのはきちんとやるのが日本式ですよ」
デレ「確かに、グダグダで終わるのは美しいとは言えないな」


コバ「私たちの真ん中にいるのが、美咲ちゃんのパートナーのエリック君です。イラストがないのが残念です」
子エリ(以下エリ)「ご紹介に預かり光栄だね。僕も一度、貴方ときちんとお話をしたかったんだ、コバエリさん。
 美咲が貴方のパートナーのヒナさんにお世話になったようで……。あれから良い食事をすることができたよ(腹黒)」
コバ「おや、それは良かったですねぇ。ヒナも喜ぶでしょう(にっこり)」←わかっていそうw


サドエリ(以下ドS)「おい、三人で会話していないで、私の紹介を早くしたらどうだ!」


コバ「おや、これは失礼を。では、ご紹介いたしましょう。今キャンキャン吠えた方は、ドSさんです」
ドS「……ちょっと待て。なぜ私だけ〇〇ックとか〇〇エリじゃないんだ!」
エリ「あ、本当に上の覧、ドSになっているね。面白いからいいんじゃない(腹黒)」
デレ(先行きが不安なのは、気のせいだろうか……)


コバ「チッ……。仕方がないですねぇ。ムッシュウとマドモアゼルに、もう一度紹介しますね? 
ここで紹介するのは初めてになります。カナネさんの所のエリックさん、以下サドさんです」 
サド「貴様……今、舌打ちしたな」
コバ「気のせいじゃないですか(何せ、私は……ヒナの友人のカナネさんに、優しくしない貴方が嫌いなんですよね〜)?」


デレ「話が進まなくなりそうなので、とにかく私が進行するよ。
えーと何々……『お題 バレンタインデーのお返しに、パートナーに何をあげるか』か……。コバエリは考えているのかい?」
コバ「えー、そうですね……。月並みですが、赤いバラの花束と紅茶の缶詰ですね。本当は貴金属をあげたいんですよ……」
デレ「まぁ、ヒナちゃんは『そういうの要りません』って言うだろうな」
コバ「デレさんは花さんに何を差し上げるんです?」
デレ「春用のコートでも作ろうかと思うんだ。後、お菓子を添えるかな」


コバ「子エリさんは、美咲さんに何を?」
エリ「勿論決まっているじゃないか。ホワイトチョコと称して、唯一無二の僕の遺伝子を――」
デレ「ちょっと待て! ここでそういう話をするな!」
エリ「え、じゃあ何処で言えばいいのさ。いい大人がこれだから……」
コバ(私には……絶対言えないセリフだな……)
サド「最悪すぎるな……」


エリ「……そういえば、まだ貴方に訊いてなかったね。
 誰もが持っていない、僕の最高の品を最悪と言うんだから、それ相応の物なのだろうね」
サド「ふん、当たり前だ。ちなみにお菓子だと、どういうのが喜ばれるんだ?」


コバ「マシュマロは『キライ』とか『お付き合いできません』らしいですがね」
デレ「クッキーは『友達のままでいましょう』って意味らしいが……。
でも、クッキーが好きな人にはコレは適応するんだろうか……?」


エリ「どうなのかな。後からつけられた意味が大きいよね。一番最初は飴だったのだから。
だから、飴は『貴方が大好きです』らしいよ」
デレ「で、サドエリはどうなんだ?」
サド「……ふん。もっと上品で、彼女に会う品だ」
コバ「で、具体的には?」
サド「貴様らに話したくもない」

ってな感じで、トークで盛り上がってほしす。




サドエリ「お前からもらった……先月のプレゼントだ」
カナネ「は!? エリック、これって……」
サドエリ「新しいチューニングハンマーだ。前のは古くなっていただろう? 使いたくないなら返せ」
カナネ「あ、使う! 要らないって言ってるじゃない!」
サドエリ「後、疲れたらこれを食べろ」
って、飴をポーンって投げる。こんな感じでなってほしいですね。
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