信じるもの

□第ニ話
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「シカマルとチョウジおっはよー」


「おはよう」


「おう」


教室に入ると人がたくさんいた。

今日は合格者の説明会でみんな額当てをしていた。

勿論私も腰につけてる。

教室を見回してみたけど、ヒナタはまだ来てないっぽい。


「あ、チョウジ。それちょうだーい。私のもあげるから」


「もちろん。 名前が持ってくるお菓子、全部美味しいんだよね 」


「……おい」


チョウジと2人でお菓子を食べてると、シカマルに呼ばれて振り向いた。

そして、私が目にしたのは……


ブチュ!!!


「うげぇ……」


あれは確かナルトとサスケだ。

その2人がキスをしていた。


「…シカマル、あんたなに見してくれてんの?」


「いいじゃねーか。道連れだ」


「ないわー」

ヒナタいなくてよかった。

と、話しているとイルカ先生が入ってきて話し出した。


「えーー…これからの君たちには、里から任務があたえられるわけだが、今後は3人1組、もしくは4人の班を作り……各班ごとに、1人ずつ上忍の先生がつき、その先生の指導のもと、任務をこなしていくことになる」

成る程。

だったら、シカマルたちとがいいな。

多分無理だけど。

きっとシカマルとチョウジはいのってこと組むんだろうな。

確か親たちがそうだって言ってたし。

そう思ってると、次々班が言われていった。


「じゃ、次7班。春野サクラ…うずまきナルト!それと…うちはサスケ」


「ぜってー、この班は嫌だな」


「それどーかん」


「そして名字名前! 」


「まじか‼」


「運がねーな、お前は。」


この班だけはないと思ったのに……

やっていけるんだろうか……


「イルカ先生!!よりによって優秀なこのオレが!なんでコイツと同じ班なんだってばよ!!」


それ、私が言いたいでーす。


「……サスケは卒業生28名中一番の成績で卒業。ナルト…お前はドベ!いいか!班の力を均等にするとしぜーんとこうなんだよ」


ということは何?

真ん中らへんの私はどゆこと?

余ったからここ的な?


「じゃ、みんな。午後から上忍の先生達を紹介するからそれまで解散!」


はぁ…
最悪な班になっちった……
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