海に誓う
□第1話
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─海軍本部
「センゴク元帥。最近問題視されているあの件についてですが……例の者が今、“偉大なる航路”のミラン島という島にいるとの情報が入りました」
「本当か!?……よし。今すぐそのミラン島に行き、本当に奴がいるのか確認してこい。本当に奴だった場合、どんな手を使ってでも捕まえろ」
「は!」
センゴクに一礼して、部屋をあとにする海兵。
「……ガープ、貴様はどう思う」
「奴の事か?……まぁ、間違いなく本物じゃろうな」
お茶を飲みながら呑気に答えるガープ。
「しかし、あの時どうやって生き延びた?」
「さあの……なんせ、奴らは忍じゃからな」
「忍の力は強大すぎる……奴が暴れ出したら大変だ。そうなる前に、なんとしても捕まえなくては……」
海軍にとって、忍は脅威なのだ。