うたプリ

□ありがとう
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今日は大好きな蘭丸の誕生日。

頑張って甘さ控えめなケーキつくったり、料理作ったりした。

そろそろ帰って来る時間。

ガチャっと玄関から扉を開ける音が。

「ただい『おかえり!!』

おもいっきり抱きついた。

『お誕生日おめでとう!!』

「それ、二回目だぞ」

『料理沢山つくったからねー!!』

私は蘭丸をリビングにつれてくるとご飯を食べた。

蘭丸は美味しそうに食べてくれるの。

嬉しいな。

「あー、食ったー」

『ケーキどうだった?』

「ん、美味かった」

『ねぇ、蘭丸、プレゼント』

私は蘭丸にプレゼントを渡した。

蘭丸は直ぐに中を確認した。

「おい、これ…」

『蘭丸欲しがってたでしょう?そのネックレス』

「高かっただろ?」

『んーん、気にしてない』

蘭丸が抱き締めてくれた。

嬉しかったのかな?

今日は甘えただな。

『蘭丸』

「なんだ」

『生まれてきてくれてありがとう。私を愛してくれてありがとう。一緒に居てくれてありがとう』

「今さらだな」

『もー、せっかく人が一生懸命に…んんっ』

蘭丸に無理矢理キスされた。

この強引さもまた好きなんだけどね。

「名前…愛してる」

『私もだよ、蘭丸』

また来年もお祝いしようね。







ありがとう
((あなたが居ることに感謝))







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