いんぴに本文3

□中間管理職の憂鬱 *
2ページ/3ページ




あれからソンジョンと渡す書類を重点的にやって、まとまった数を持って大尉がいる部屋へ向かう。


「はぁ…」


この階段がさらに憂鬱にさせるぜ…

なんだよ!この長い螺旋階段!!いる?!
軍本部にこんな豪華なもんいる?!!

ブツブツ文句を付けながら歩いていたら、あっという間にオニュ大尉の部屋に着いてしまった。

コンコン、

あれ?返事ないなぁ…


「ボクがいなくても部屋に勝手に入っていいからね」


前にめちゃくちゃ近い位置からそう言われたのを思い出して、思い切ってドアを開けてみた。

…けど、やっぱりいない。

お出かけ中?

書類置いとけば気付くかなぁ?
気付くよね??

パサリ、と書類を置いてメモも置いておく。


「…あ、ははっ、ウヒョナ負けてやんの」


ここからでもよく見える演習場では、ドンウに倒されて地団駄踏んでいるウヒョンが見えた。


「あは、ソンヨルにバカにされて、」

「楽しそうだね」

「ぅ、ひやぁ、」


腰に手を回されて首筋に吹きかけられた吐息に、思わず出た声。
…恥ずかしい…っていうか、本当にやめて欲しい。


「なにしてたの?」

「あ、書類を…持ってきたんです」

「ふぅん」

「ちょ、あの…んっ」


首筋にチクっとした痛みが走る。
逃れる様にもがいても、前は窓だし後ろは…


「オニュ大尉…ちょ、と」

「ジンギ〜!もぉふたりっきりの時はオニュじゃなくて、ジンギって呼んでって言ったでしょう?」

「あ、あ、やめ」

「それとも命令されたいの?」


クニクニと自身を刺激されてどんどん大きくなっていってしまう。


「ふ、ぁっ、」

「ふふ、気持ちイイ?直接触ってあげようか」


正面を向かされて、窓にはカーテンをかけられた。カーテンにもたれるように背をついて、自身を愛撫される。

大尉の名にふさわしい豪華なようでいて、質素な部屋に卑猥な音と自分の喘ぎ声が響いている…毎度のことながらおかしくなりそう。


「あ、あぁ、は、ダメ…イっちゃ!」

「ん、イっていいよ。出して」


ジュル、と強く吸い付かれて達してしまった。

口の中の白濁を吐きだして、同時に解していた後ろの穴に塗り付けてさっきオレが置いた書類の上に倒された。


「は、んっ、」

「…入れるけど、…いい?」

「はぁ、…んっ、」


声が出なくて頷けば、グッと入ってきた。
でも、何度抱かれてもこの挿入感は慣れない。


「ぅ、」

「痛い?大丈夫?」


全部入っても動かないで心配そうに覗いてくる顔は、さっきまでの意地悪な顔はしていなくて胸がキュンとしてしまうのは、気のせいだと思いたい。


「だい、じょうぶ、で…んんっ、」


話している途中でキスするの本当にやめて欲しい。今度やめて欲しい事を書き出して渡そうかな。書類何枚になる事やら…。


「名前、呼んで?ソンギュ…」

「ふっぁ、あ、あぁん、オニュ、」

「違うでしょー?」

「あぁ!やぁっ、」


ゆっくり動いていたと思えば、奥に叩きつけるように打ちつけられて下の書類がグシャリといったのが聞こえた。


「んー?なんて言うんだっけ?」

「あ、んっ、…ジ、ジンギ…ぁ」

「ふふ、もっと呼んで?」

「ジンギ、ジンギぁ、…ふぁ、やぁ、な、っ!」


あんたが言えっていったくせに、首に手を回したら「ソンギュが悪い」って言われて、一際大きくなったモノにグチュグチュ水音を響かせながら激しく突かれた。










.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ