2ぴーえむ

□好きな人がいるなら協力してあげる!
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「…はぁ」


今日もクンヒョンは、テギョンヒョンとイチャイチャ。…別に付き合ってたりとかしないよね?!仲がいいだけだよね!!??


「チャンソナ?どうしたの?」


オレの恋心なんて知らずに可愛い眉毛を下げて、心配そうに顔を覗き込んでくるクンヒョンは本当の小悪魔さんだと思う。本人無自覚って最悪だよね!可愛いんだけどさ!!


「別に…」


今日もいつも通りにかわそうとしていると、腕を取られて指を絡ませてきた。


「ウソ…チャンソン辛そうじゃん…」


今にも泣きそうなクンヒョンだけど、オレだってこの状況に泣きそうだ。


「オレって頼りない?」

「いや、そんな…」


あー…そんなウルウル目で見ないでよー…


「…分かった…チャンソン好きな人がいるんでしょ!!」

「え!」

「ため息ばっかりついてたもん!そうなんでしょ!」


鈍いヒョンだと思ってたけど、結構見てるんだな…ちょっと嬉しい…。


「そうゆう事なら、早くいってよ!」

「え?」

「協力するから!!」


このヒョンは、なにを見ているんだか…
オレが見ていたのはクンヒョンなのに…
あー頭が痛い…


「はぁ…」

「またため息!!ねぇ、オレに言えない人なの?」

「はぁ…」


肩を掴んで、目を見て真剣に告白すればオレの思いは伝わる?
ゴクリと生唾を飲み込んで、言葉を探した。




「クンヒョン、あのね…」










お題提供元「確かに恋だった」さま

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