いんぴに4
□咳
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ソンギュヒョンが夏風邪を引きました。
大丈夫、大丈夫って昨日は言って仕事してたけど、やっぱり夜に倒れちゃった。今日が仕事休みで良かったです。
「ヒョーン、スポーツドリンク持って来ましたけど」
「ゴホッゴホッ…ありがと…ゴホッ」
辛そうな咳に眉をひそめれば、勘違いしたソンギュヒョンは帰れと言い出した。
「風邪…ゴホッゴホッ…うつるだろ…ゴホッ」
「ボクは大丈夫ですよ」
「寝てれば治るから…ゴホッゴホッゴホッ!」
そんな咳して、寝てれば治るわけないじゃないですか…はぁ、とため息をつけばソンギュヒョンの目がウルウルし出した。本当は傍にいて欲しいくせに…ほんと、甘えベタですよね…
「ヒョーン」
ヒョンの胸に抱き着けば、「離れろ!」「うつんだろ!」ってしばらく言ってたけど、疲れたのか大人しくなったらボクの勝ち。
「治るまで傍にいますから」
「…ゴホッ…うつるぞ…」
「うつったら、ヒョンが看病してくれるでしょ?」
「…バカ…」
熱はないはずなのに顔が赤いのは、なんでなのかな?ってニヤニヤしてると頭を叩かれた。
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「…なんで」
「え?」
「お前なんで風邪うつらないの…」
「えー…日頃の行いのお陰ですかね?」
「…ムカつく…」
「でも、元気だと…こうゆう事出来ますよ?」
「…やっぱり、ムカつく…////」
「はいはい」
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