いんぴに4

□咳
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ソンギュヒョンが夏風邪を引きました。
大丈夫、大丈夫って昨日は言って仕事してたけど、やっぱり夜に倒れちゃった。今日が仕事休みで良かったです。


「ヒョーン、スポーツドリンク持って来ましたけど」

「ゴホッゴホッ…ありがと…ゴホッ」


辛そうな咳に眉をひそめれば、勘違いしたソンギュヒョンは帰れと言い出した。


「風邪…ゴホッゴホッ…うつるだろ…ゴホッ」

「ボクは大丈夫ですよ」

「寝てれば治るから…ゴホッゴホッゴホッ!」


そんな咳して、寝てれば治るわけないじゃないですか…はぁ、とため息をつけばソンギュヒョンの目がウルウルし出した。本当は傍にいて欲しいくせに…ほんと、甘えベタですよね…


「ヒョーン」


ヒョンの胸に抱き着けば、「離れろ!」「うつんだろ!」ってしばらく言ってたけど、疲れたのか大人しくなったらボクの勝ち。


「治るまで傍にいますから」

「…ゴホッ…うつるぞ…」

「うつったら、ヒョンが看病してくれるでしょ?」

「…バカ…」


熱はないはずなのに顔が赤いのは、なんでなのかな?ってニヤニヤしてると頭を叩かれた。









*******




「…なんで」

「え?」

「お前なんで風邪うつらないの…」

「えー…日頃の行いのお陰ですかね?」

「…ムカつく…」

「でも、元気だと…こうゆう事出来ますよ?」

「…やっぱり、ムカつく…////」

「はいはい」


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