びぃくす

□嫉妬は半端ないのです
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えくそver.


「シウちゃん、なにあれ。」


楽しかった授賞式も終わって宿舎に戻って部屋で風呂が開くのを待っていた。
ベッドに寝転んで雑誌を見ていると、ノックもなしにルハンがバーン!と入ってきた(いつもの事だけど)


「は?なにが?」


入ってくるなりのケンカ腰にこっちまでケンカ腰で返してしまう。
それがルハンの神経を更に逆撫でたのだろう。ベッドに寝転ぶオレを仰向けにして、上に乗っかって来た。


「おい、ル」

「なに豆と楽しそうにクルクル回ってるの」

「…は」


キリキリと握られてる手首が痛いけど、いまはそれどころじゃない。
いまこいつなんて言った?


「なに、まさか浮気?堂々とボクの前で浮気?しかも豆野郎と!!ちょっとカッコいいからってホイホイついて行くような淫乱にいつからなったの」

「おい、」

「ボクよりちょっと背高いだけのただのイケメンじゃん!なにやっぱり若いほうがいいの?!!」

「ちょ、」


上に圧し掛かりながらガクガク揺さぶられて、反論したくても言葉にならない。


「言い訳もしないの!??」


出来ねーんだって!!!っていう言葉は、吐き気を催す口の中に消えた。





「豆殺す!!!!!」








→う゛ぃくすver.
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