びぃくす
□背中にキス
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「ひゃぁービショビショですね」
「うん」
さっきまでプールで収録していた為、
全身びょ濡れだ。
テグンヒョンの身体にピッタリ張り付いたTシャツがエロくて目線が行くけど、気にしない振りをしながらオレもTシャツを脱いだ。
「あれ、ラビ…」
オレの背中を見ながらテグンヒョンがトコトコと近付いて来るから、目のやり場に困る。
ヒョン頼むからせめて着替えてからにして!
「ココ…」
ツツっ、と指が這って勝手に背中が震える。
バレたかな?恥ずかしいっ!
誤魔化すように「なんですか?」って聞けば、再び触れられたソコがピリッと痛みが走った。
「傷付いてる…」
「え!いつの間に…結構ですか?」
「ミミズ腫れみたい」
「あーあの時かなぁ」
ミミズ腫れなら大丈夫だろう。って考えて、そろそろ風呂に行かないとさすがに風邪引きますよ?って振り向こうとした時背中に生暖かい感じが…
へ?って首を回せば、オレの背中にキスしてるテグンヒョンが…
「ヒョ、ヒョ、ヒョン?!!!」
チラリと目線を寄越して、今度はネットリと舌を這わせた後、チュッとキスして離れた。
「ヒョ、ヒョン…」
「消毒」
少し照れながら「あと消毒したい所ある?」なんて聞かれたら、早く風呂入らなきゃとかこのままやったらベッドがビシャビシャになるとかはどっかいった。
「テグンヒョン、ココも…ヒョンの口で消毒してくれる?」