えくそ本文

□寝ぼけちゃん
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スヤスヤ自分のベッドで寝ていた深夜1時過ぎ腹に誰かが乗ってる重さで目が覚めた

えっ、なに…おばけ?

ど、どうしようっ!!

身体をとっさに起こして、腹に乗ってるヤツを寝起きでまだ慣れてない目でジッと凝らして見るとヒョン?っと薄暗闇から聞こえた


「え…?ジョンイナ??」

「ヒョン〜」


いつもと違ったふわふわした喋り方は
寝ぼけてる時によく見られる喋り方だなぁ。
一緒に寝た覚えはないから、寝ぼけてオレの部屋に来ちゃったのかな??


「ジョンイナ、どうしたの?」


同じ部屋で寝てるヒョンたちを起こさないよう、優しく囁くと目をしょぼしょぼさせながらすり寄ってくる


「ん、…ヒョン、エッチしょ?」

「は?!ななななな…なにいって!!」

「や?」


ちょ、ちょっと待って!
え?これジョンイナだよね????

あの、恋人のオレにでさえそっけない
ジョンイナが…!

寝ぼけてるとはいえ、これは据え膳…

いや、でも……


「…ダ、ダ〜メ。ここみんないるから、今度シよ?ホテルの部屋でいっぱいシよ?ね?」

「シないの…?なんで、…ニニの事嫌いになったの?」

「なっ!…大好きだよ!でも、ジョンイナ声聞かれるの好きじゃないでしょう?ほら、ココみんないるから…、ね?」

「ニニ、聞かれてもいいもん…っえぐ」


なんなの!?(寝ぼけだけど)1年分のデレを今見てるような気がするんだけど!!

とりあえずの萌えは横に置いといて、
泣きだしたジョンイナを慰める


「泣かないで〜?ね?明日シよう?」

「ふぇ…、」


首に縋り付いて、すすり泣いてるジョンイナの背中を撫でているとポツリと、じゃぁ、って聞こえた


「ん?なぁに?」

「ヒョン、…キスして?」


素直にキスしてあげると、真っ赤な顔でもっとって言われて歯止めが利かなくなりそうになる


「…んん、んぁ…ん、」

「ん、…はい、終わり…ちょ、ジョンイナっ、…ん」

「ぁむ、ん…我慢するから、もっとキスして?」


涙目の上目使いでそんな可愛いお願いを言われて、気付けば唇にむさぼりついてた。
さっき抑えた理性が決壊しそうになるのを止めたのは、上のベッドから聞こえた咳払いだった


「やばっ、あれ…ジョ、ジョンイナ?」

「…すぅすぅ、」

「…寝ちゃった?…はぁ、よかった…」


よくねぇ、と聞こえてきた上の親友には、明日謝る事にしてちょっと、反応しちゃった自身には申し訳ないけど、ジョンイナを抱きなおして布団へと入った



あは!明日が楽しみだなぁ〜



覚えてないなんていわせないからな






******






「いい度胸だよね。」

「あの、ベッキョンさん…?」

「ほんと、ヒョンさいてーです」

「あ、あのタオ…まさか、」

「寝ぼけてる弟になんて事!!」

「え、…シウミニヒョンまで…?!」




「セフナ、オレ今日なんでチャニョルヒョンと寝てたんだろう…?」

「気にしなくていいと思うよ。ヒョンたちがやってくれるから」

「(やってくれる?)ねぇ、なんでチャニョルヒョン土下座させられてるの?」







誘って来たのはあっちだもん!!
 

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