えくそ4

□D
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スホさん家のジョンインくんD



「ギョンスヒョンなんてキライ」


仕事から帰ったらジョンイナが「ギョンスなんてキライ」って抱き着いてきた。


「どうしたの?」


抱き上げてそう聞いても「キライ」って口を尖らせるだけで埒が明かない。

取りあえずジョンイナには部屋で遊んでもらって、ギョンスに聞きに行った。


「は?」

「…だから、今日からもうお風呂はひとりで入りなさいって言ったら『ボクの事キライなの!?』って…はぁ〜まったく」

「なんて嬉しい悩み!!」

「ジュンミョニヒョン。アホな事言ってないでどうやって納得して貰うか考えて下さいよ」

「いいじゃん一緒に入れば。むしろオレがこれから一緒に入ろうか?」

「ヒョンと一緒に入ると逆上せるんですよ」

「…スミマセン…でも、なんで今さら?」

「クリスヒョン所のタオとセフンはもうひとりで入ってるって聞いて…」

「あぁ、でもジョンイナはまだ自分で髪とか洗えないからやっぱり一緒に入った方がいいんじゃない?」

「…それもそうですね」

「一緒には入るけど、手は貸さないってのはどう?」

「それで行こうかなぁ〜…」


リビングの扉がガチャリと開いて、ジョンイナが泣きそうな顔をして立っている。


「ジョンイナ?」


まだ怒ってるのかな?


「ギョ、ンスヒョン…」

「なに?(またキライって言うのかな」


目からは大粒の涙が零れ落ちそうだし、修羅場になったらどうしよう…


「キ、キライだなんて言ってゴメンなさいっ!」

「「え??」」


ギョンスの足に抱き着いて、ゴメンなさいを繰り返すジョンイナにオレもギョンスもビックリ。
いち早く状況を理解したギョンスは、しゃがんでジョンイナを抱き締めた。
なにこれ、なんていい兄弟っ!!


「ににの事キライにならないでっ」

「なるわけないでしょ」

「ほ、んと?」

「ヒョンはウソつかないでしょ?」

「うん!!!」


ぎゅーっと抱き着いたジョンイナをぎゅっと抱きしめるギョンスを写メしてから、オレも抱き着いた。











「ジョンイナ、ヒョンとお風呂入る?」

「ジュンミョニヒョンとはヤ」

「ガーン(泣」




2014.08.19

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