いんぴに本文2

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「おいリョウガ〜!」


スマホ片手にドカドカと派手なシャツを着たヒョンがやってきた


「ヒチョリヒョンなんですか?」

「お前ソンギュの連絡先知らねー?」


なんだろう、嫌な予感しかしない…
今日イェソンヒョンにハグされたし…


「え、知ってますけど、…ヒョンどうするの?」

「どうするって、電話するに決まってんじゃねーか」

「…電話してどうするの?」

「飯に誘うよなぁ」


これって…


「ヒョン、…まさかソンギュ、狙ってるの…?」

「えーわかっちゃったー?あはっ」

「あはって!ちょ、6つも離れてるじゃん…っ!」

「愛に年齢はカンケーねーだろっ☆なー早く教えろよーリョウガーー(ユサユサ」


身体をユサユサ揺すって来るヒョンに
マンネのボクが逆らえるわけもなく、あっけなくボクのスマホを差し出した。


「(ソンギュ、…ボクを許してっ!)」



*******



いんぴにの宿舎にて




「ゾワッ)…っ、なんだろゾクゾクする…」

「ソンギュヒョン風邪?もう秋だから暖かい格好しなきゃ。ほらパーカー」

「おっ、サンキュードンウ」

「ね、ヒョン今度秋物買いに行こうよ〜」

「いいなぁ〜!次の休みにでも行くかぁ」

「オレねブーツ欲しいの!」

「オレは、ジャケットが欲しいな…あれ、リョウクヒョンから電話だ」

「なんだろうねー?ご飯奢ってくれないかな!」

「バカっ、…はい、リョウクヒョン…?えっ、あ、…はいソンギュです…えっ、ヒチョル…って…、ヒチョルさんっ?!!」

「んー??」






なぁ飯食いに行こうぜ!

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