いんぴに本文2

□3
1ページ/1ページ




いつも休みの日は、ダラダラ過ごしている
ヒチョルヒョンが朝から、朝からバタバタ忙しそうにしている


「あれ、ヒチョルヒョンお出掛け〜?」

「おぅ!ドンへ、デートだデート!」

「デート?え〜誰と?誰とぉ〜?!」

「ヒチョルヒョン…デートじゃないでしょ、お食事会だって言ったじゃない」


聞き捨てならない言葉が聞こえて訂正させようとするけど、ヒョンには聞こえないようだ


「え、リョウガも知ってる人?誰、誰?」

「ソンギュですよ。」

「いんぴにの?あーヒチョルヒョン最近いんぴにの曲ばっかり聞いてたもんね〜」

「そうなんですか…」


そんなに興味持ってたんだ…
ただの興味本位で近づいてんのかと思ってた


「オレも行きたい〜」

「ダメー」

「ちぇ〜気合い入れちゃってさぁ〜」

「なんだよ、ちゃんと外してんだろ?」


ヒョン今日は普通に格好いい…いや、顔がいいから何着ても似合っちゃうんだけどさ

黒チェックのTシャツに黒のジャケットに黒のパンツ…ラフの中にも漂う格好よさ…


「気持ちの話だょ〜髪もセットしちゃってさぁ〜」

「あっはー!なっ、どう?格好いい?」


いつも変な柄のシャツとか着るくせに
なんで、今日に限ってかっこいい恰好なのさ


「いい!格好いい〜!なっ!リョウガ!」

「フワフワパーマが…格好いいです…」

「よっしゃー!朝から美容室行って来て正解だったー!よし、大人の色気を見せつけてくるぜー!!」

「ヒチョルヒョン、送って行こうか〜?」

「気がきくなー!よし、早めに行ってお茶しようぜ」

「じゃ、リョウガ行って来るから〜」


車のカギをチャリっと言わせて
ドンへヒョンと肩を組んで行ってしまい、リビングにポツリと取り残された







ソッコー、ソンギュにカカオトークしてみる

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ