いんぴに本文2
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「はぁ〜ドキドキする…」
予定の時間より早めに指定された店に着いて、店員さんにヒチョルさんの名前を告げると個室へと通された
ホッ、まだ着いてない…
とりあえずヒチョルさんより早く着いた事に安堵するけど、心臓はどんどん心拍数を上げているし、少しソワソワしながら個室を見渡す
小洒落た堀ごたつの個室で、
極力灯りを絞っている証明が天井にひとつ。
窓からは眼下に見える街の灯りがキレイでムード満点
デートとかで来たら最高だよなぁ
ボーと窓の外の灯りを見ていると
後ろの引き戸がスッと開いて、思わず大きい声を出してしまった
どうしよう!トイレに行きたくなってきたっ!!