いんぴに本文2

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深夜の静かな公園で、
先ほど買って貰った洋服一式を改めて見直して隣に座るヒチョルヒョンにお礼をした


「ヒチョルヒョン、こんなに買って頂いてありがとうございます」

「んな、ペコペコすんなよ。プレゼントだって言ってんだろ」

「っ、はい…ありがとうございます////」

「(はー、真っ赤になってかわい〜)」


靴が片方水浸しとパンツの裾が少し濡れただけだったのに、新品の靴に靴下、パンツにパーカーまでヒチョルヒョンチョイスで買って頂いてしまった。
どうしよう、嬉しい。


「このパーカー、本当いいですね!あっ、靴もパンツもいいんですけど!」

「あの店気に入った?」

「はい!…正直に言うともうちょっと見たかったです」

「閉店間際だったからなー。でも10分でコーディネートしたオレもスゴいだろ?」

「ふふ、最高のコーディネートです」

「今度はゆっくり見に行こうな〜」

「は、はいっ!」


今度は…って何期待してるんだっ!
雑念を振り払う為に頭を振っているとヒチョルヒョンにどうした?と聞かれて、慌ててなんでもないです!と手を振るとその手を掴まれた


「なにひとりで百面相してんの?」

「えっ、あ、の…」


指と指がゆっくり絡まっていくのが
とてつもなくエロく感じて、顔に熱が集中するのがわかるけど、周りが位からバレてないと思う


「ソンギュは付き合ってるやついるの?」

「え?!い、い、いないです!」

「ふはっ!そんなにどもんなよ」


ヒチョルヒョンを見ればすっごい笑顔でオレの事見てるけど、なんでだろう?


「なぁ、立候補していい?」

「へ?…立候補?って何にですか?」

「…鈍いやつだな…」


立候補?え、選挙…じゃないよな…
考えても全然わからないからヒチョルヒョンにお手上げだと告げれば、顔が近づいてきて焦る


「え、え?ヒチョ、…んっ」


どんどん近づいてくるヒチョルヒョンに
どうする事も出来なくて、唇があたって、

ちゅ、っと音を鳴らして離れていった


「…こうゆう事」











えーーーーーー!!!!!!!(パニック)

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