いんぴに本文2
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あれからお粥を全部食べさせて、
ついでに薬も飲ませてオレが買ってきた
ゼリーも食べさせた。
こんだけ食欲があれば大丈夫そうだな。
ソンジョンだっけ?末っ子に聞いたら、
知恵熱みたいですよ。何かパンクするまで考える事があったんですかね?ってうちのマンネ顔負けの黒い笑顔で言われた…どこのマンネも怖いやつばっかかよ!!
でも、大切な兄貴をパンクさせたヤツが目の前にいたらああなるか…
腹も膨れて、薬も飲んで眠くなったのか
目をショボショボさせてるが、オレが居るからか一生懸命起きてようと目を擦ってる
本当、かわいいヤツ…
「ソンギュ、眠いなら寝ろ?」
「でもヒョンが居るのに…」
細い目が眠気でほとんど線みたいになってるけど、お前見えてんのか?と思うのはチャックして。
「寝るまで居るから」
「ん…ヒョン…スイマセン…」
「バカ。ありがとうだろ?」
ありがとうございます。とふんわり笑ったソンギュは本当に可愛くて危なくまた手が出そうになった。
スースーと寝息が聞こえてきても、帰ることが出来なくてソンギュが寝入ってからも結構居座った。
時計を見ればそろそろ他のメンバーたちも寝る時間だろうと思い、寝ているのをいい事に寝顔にキスをして部屋を出た。
リビングに行けば、一斉にこちらを向く顔たち。
「あ、ヒチョルさん!ソンギュヒョン眠りました?」
「あぁ、オレ帰るから後頼むな」
「はい!わざわざありがとうございました」
ソンギュは出来るマンネを持っているなぁ
ソンジョンにソンギュの世話を頼んで他のメンバーにも邪魔したなとあいさつして、帰った。
ウヒョン「なにアレ!彼氏気取り!?」
ドンウ「ウヒョナ…」
ホヤ「いいじゃん。ソンギュヒョンも幸せだねぇ」
ソンヨル「ウヒョニヒョン…もうそろそろ落ち着いてよ」
ミョンス「ずっとヒチョルさんの事睨んでたよね」
ソンジョン「ウヒョニヒョン!騒ぐなら外に出しますよ!!」
ヒチョル「あいつら、本当に仲いいな」