いんぴに本文2
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「ソンギュヒョン具合はどうですか?」
「ん。もう全然大丈夫。ソンジョンありがとう」
頭をワシャワシャ撫でられてせっかくセットしたのにぐしゃぐしゃだ。
昨日はあんなに真っ赤な顔でうんうん唸っていたのに、朝起きてきたソンギュヒョンはさっぱりしたような、憑き物が落ちたみたいな顔。
今日の音楽番組で、すじゅの皆さんと共演するって忘れてるのかな?
やけにリラックスしてるけど。
教えてあげようかな?
「おい、ソンジョナなんだよその頭!爆発!!!」
起きてきたソンヨルヒョンに更にワシャワシャにされて、ボクの頭は鳥の巣のよう。
…よし。教えない。
後で、わたわた慌ててればいいんだ。
ソンギュヒョンのせいでボクの頭は鳥の巣にまで発展したんだから!
「あれ、…すじゅと一緒…?!」