いんぴに本文3

□おめでとうは、何回でも
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「おめでとう。」

「おめでと〜う!」


朝から、っていうか日付が変わった瞬間から続く「おめでとう」にとても気分がいい。

ソンギュヒョンと一緒にいれたらもっと良かったんだけど、ね…。


[誕生日おめでとう]


っていう簡潔なメールは届いたけどさ…


仕事で宿舎に帰って来れないらしく、ひとり寂しく(メールや電話をくれた友人には申し訳ないけど)夜を越した。


ソンギュヒョンは、今日も仕事。
帰って来るのは、もうすぐ…って言っても、もう21時になるけど。

宿舎にいたメンバーに誕生日を祝って貰って、楽しい時間を過ごしたけど、やっぱり寂しい。


ガチャリ、

玄関が開いた音がして、言葉の通りに飛んで行った。


「おかえり!ソンギュヒョン!」

「おぉ!ビックリしたぁ。ただいま」


飛びつくように抱き付くといつもならすぐ剥がされるのに、抱き返してくれた。

抱き付いたままリビングまで行くと頬っぺたになんか当たった感じがして見れば、少し赤くなってるソンギュヒョン。


「ドンウ、誕生日おめでとう」


そう言って、珍しいソンギュヒョンからのキス

そこからは、ご飯は?とかお風呂は?とかも聞けない位に理性がなくなって、気付いたら日付を跨ぎそうだった。


「あ、プレゼント、オレの部屋だわ」

「なにくれんの〜?」

「待って、今持ってくるから…わっ、」

「明日でいいよ」


せっかくのこの甘い雰囲気を壊したくなかったから、出ていきそうだったソンギュヒョンを胸の中に閉じ込めた。


「むぅ…聞いたのはドンウなのに」

「あはは!…じゃぁさ、おめでとうって言って?」

「は?さっきもいったじゃん」

「何回でも聞きたいの〜」


そう?って言って「おめでとう」と言ってくれるソンギュヒョンにキスする。


「もっと」

「…おめでとう…んっ、」

「もっと言って?」

「んんっ、…おめでとう…ん、」

「もっと」


怒るかな?って思いながらも何回も「もっと」って言えば段々面白くなってきたんだろう。笑いながらも何回も「おめでとう」と言ってくれるソンギュヒョン。


「ふふっ、もう誕生日じゃないけど?」

「じゃぁ、お返しにソンギュに好きっていっぱいいうね」

「ソ、ソンギュってっ!////」

「ふふっ、…好きだよ。ソンギュ」










ドンウ誕生日おめでとう。こんなんだけど、受け取ってけり人´∀`).☆.。.:*
今日はソンギュとメンバーとバタバタな誕生日を幸せに過ごしてね!
 

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