いんぴに本文3
□40.疑う
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【40.疑う】
こ、これ、は…！！！
貸したCDを探しにウヒョンの部屋でガサガサ探していて、違うモノを見つけてしまった。
「お、女物の…下着…」
黒いヒラヒラのソレは、紛れもなく女性の下着だった。
「たっだいまぁ〜」
「…ウヒョン、話があるんだ」
「なぁに？なぁに？」
ニコニコと付いてきたウヒョンに、
今日見つけた下着を突き出せば、え？とかあ！とか言い出した。…やっぱり…
「ソ、ソンギュ…あの、」
「う、浮気なんて…」
「ちょ、あの、ソンギュ？」
「サイテーだぁ！」
渾身の一撃をウヒョンの腹に入れて、
リビングに駆け込めば普段泣かないオレが泣いているので、皆味方になってウヒョンを一斉に責めた。
「違うよ！ソンギュに着て貰おうとしたの！」
「ヒョン…それは、それで…」
「ア、アホかお前はぁぁ！！！！////」
はぁ、とため息をつくソンジョンの目の前で、「ねぇ、着てみてよ！」とソンギュヒョンのズボンのベルトを外そうとするウヒョニヒョンをホヤヒョン、ソンヨルヒョンがボカスカと制裁を与えていた。
「ウヒョニヒョンって、本当…はぁ…」
カッコいいのに、残念な人だよね…。