いんぴに本文3
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「あの、ヒチョルヒョン?」
身体を近づけて、隙間なんてなくすればどんどん顔が赤くなる。
まだ熱下がってないんです。なんて言わせねぇからな。
「ソンギュ、…」
「ヒョ、ヒョン」
もう少しで唇に触れそうだって時に、
空気が読めないスタッフがワイワイとやってきてお互い離れた。
あー!フラストレーションが溜まる!!
「おい!ソンギュ!!」
「はい!…んっ!」
「今日この後は?」
「な、な!」
「どうなんだよ」
「(逆ギレ?)え、仕事です…」
「ちっ、…明日は?」
「や、すみですけど…?」
空けとけ。とソンギュの頭をワシャワシャにして、楽屋に戻った。
「ヒョン、ジュースはぁ?」
「あ、」
「買ってきてってメールまでしたのにぃ!」
「うるせー!ヒョンをパシリに使うな!自分で買って来い!」
「ぶぅぅ…あ、ヒョック〜ジュース買いに行こう〜」
「やだ。ひとりで行けよ」
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