いんぴに本文3

□22
1ページ/1ページ




「あの、ヒチョルヒョン?」


身体を近づけて、隙間なんてなくすればどんどん顔が赤くなる。

まだ熱下がってないんです。なんて言わせねぇからな。


「ソンギュ、…」

「ヒョ、ヒョン」


もう少しで唇に触れそうだって時に、
空気が読めないスタッフがワイワイとやってきてお互い離れた。

あー!フラストレーションが溜まる!!


「おい!ソンギュ!!」

「はい!…んっ!」

「今日この後は?」

「な、な!」

「どうなんだよ」

「(逆ギレ?)え、仕事です…」

「ちっ、…明日は?」

「や、すみですけど…?」


空けとけ。とソンギュの頭をワシャワシャにして、楽屋に戻った。









「ヒョン、ジュースはぁ?」

「あ、」

「買ってきてってメールまでしたのにぃ!」

「うるせー!ヒョンをパシリに使うな!自分で買って来い!」

「ぶぅぅ…あ、ヒョック〜ジュース買いに行こう〜」

「やだ。ひとりで行けよ」




.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ