いんぴに本文3

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「言わねぇとわかんねーだろ」


言わなくたって…


「シネちゃんとお幸せに」

「は?」

「人の事散々振り回して…」

「おい、ソンギュ?」

「せ、せっかく…好きになったのに…っ」


はぁ、とヒチョルヒョンがため息ついた。
遊びだったのに本気になったオレに呆れたのかな…泣き出したし…


「勘違いしてねぇ?」

「うっ、…え?」


抱き締められて一瞬ホっとしたけど、すぐにココが外で深夜といえ公園という場所だという事に気付いた。


「ヒョ、ヒョン、離れて…」

「オレはお前が好きだ」

「は?…え、なんて…?」

「はぁ?こんな近くにいて聞こえなかったのかよ。じじいかお前は」


いつもの毒舌っぷりながらも、見上げた顔はニコニコ笑っていてそのまま顔が近づいて来た。


「ん、んんっ、…ヒョ、ヒチョ、んぅ」


そういえば初めてキスしたのも公園だったなぁと、考えていたら「なに考えてんの」「余裕だな」って、さらに深いキスされた。








「はは、そういえば初ちゅーも公園だったな」

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