いんぴに本文3
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「上がりましたぁ〜…あれ?」
「おぉ、オレも入ってくるわ。あ、これココアな」
「ありがとうございます」
「はは、作ったのはリョウクだけどな」
風呂場でバサバサと脱いでザブンと湯船に入る。
………ナニコレ…なにこのドキドキ!!!
「高校生かよ……」
メンバーみんな気を利かせて下の階に行ってくれた。(今頃ヒョクチェとギュヒョナが嫌な顔をして、ジョンウンはリョウクが来たから目を輝かせて、ソンミンが慌ただしく動いてるんだろうなぁ…)
「ヒチョルヒョン!ファイティン!!」
親指を立てて去って行ったアホな弟。
ザラになく好きな子を目の前にどうしたらいいか、わからなくなってきた。
「逆上せそう…」
「ヤリすぎんなよ!」
ってドンヘと同じく親指立てて出て行ったアホなリーダーを思い出して、逆上せた。
「ヒチョルヒョン、案外長風呂派なんだなぁ」