びとび本文

□39.伝える
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【39.伝える】



今日こそ、ヒョンシクヒョンにこの想いを!!


「ヒョンシクヒョン、あの…」

「ソンジェごめん!大学なんだ!帰ったら聞くね!いってきます!」

「い、ってらっしゃい…」


1回目撃沈。




「ヒョンシクヒョン!」

「なぁに?」

「(よし!)あの!ボク、」

「ヒョンシク〜!これさぁ〜」

「あ、ウングァンヒョン…ソンジェ後でもいい?」

「い、いですよ…」

「ヒョ〜ン!なんですか?」


2回目撃沈。




「ヒョンシクヒョン!いいですか!!」

「ソンジェ、どうした?」

「(もぅ!爽やかでカッコイイな!)あの、ね!」

「ソンジェ〜お風呂入りなぁ〜」

「プ、ニエルヒョン…」

「お湯冷めちゃうから、ソンジェ入っておいで?」

「ぅぅ、…はい…(プニエル!!)」

「(え?なんで、そんなに睨むの?!)」


3回目撃沈。




お風呂上がり、今度こそ!とヒョンシクヒョンを探せばランニングに出たそう…。


「ボク、避けられてるの…?」


多分そんな事なくすべて偶然だろうけど、考えてしまう。
だって、朝から何回アタックしたと思ってるの?!
今日せっかく星占いで、1位にになって告白には最高な日!ってアナウンサーが言っていたのに!!


「ソンジェ〜そんな所でうずくまってたら踏むよぉ〜」


もう踏んでるくせに!このヒョンどもめ!!!


「…うがぁぁぁぁ!!!」

「わぁ!ソンジェがご乱心だ!!」

「ちょ、それ投げちゃダメ!ヒョン死んじゃう!!」















「ただいまぁ…あれ、どうしたの…台風でも来たの?」

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