えくそ本文2

□49.信じる
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【49.信じる】



テミンがピアスを開けるって「ジョンイナ開けてよ」って持ってきたピアッサーを渡されて、早10分。


「ねぇ、まだ?」

「ま、待って…心の準備が…」

「なんでお前が緊張してんのさ」


だって!だって、耳に穴を開けるなんて!っていうか身体をワザワザ傷つけるなんて!!!

しかもなんでオレ?!お前ん所がっつりピアス付けてるヒョンふたりもいるじゃん!!

ピアッサーを持つ手が震える…

もう!と大きな声を出したテミンがクルリと身体を向けて、頭を撫でてきた…


「大丈夫。ジョンイナを信じてるから」

「…余計プレッシャーなんだけど…」

「ふふっ、ほら早く!開けたらデートしに行こう?」


どうせピアス買いに行くのに付き合えってことなんだろうけど、デートと言われたらなんか嬉しい。


「…痛くないの?」

「ちょっと痛いらしいけど」

「……」


震える手を叱咤して深呼吸して押せばガシャン!と音がしてテミンの耳には金色のピアスが付いた。


「っ、」

「い、痛い?痛い??!」


思わずなった涙目はテミンが拭ってくれて大丈夫ってキスしてくれた。
はぁ、…凄く疲れた…もうやだ…


「ってわけで、はい。左耳もヨロシクね♪」





ピアッサーを渡してきたテミンの耳にもうひとつピアスが付いたのは、それからまた10分後…。








〜またあくる日〜


「ジョンイナ〜ココにも付けて?」

「は…?そ、そこだって、骨あるんじゃ…」

「うん、コレで開けてよ(ニードル)」

「ひぃ!!」

「ジョンイナ?!わわ!ちょ、誰かぁ!ジョンイナ倒れた!!」

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