えくそ本文2

□お化け屋敷
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「ねぇ、ヒョン…」


怖いのか袖を握って来る。

さっきは「オレは黒いからお化けもわからないよー!」とか言ってたクセに…ふふ。


「なぁに?」

「あ、あれ…動くんじゃ…」


ジョンイナが指さす方向には、うつ伏せになっている人(または人形)


「ヒョン、先に行って…」

「わかった」


ジョンイナの手を離して先に進めば、
その顔は信じられない!!という顔。

なんで?っていう顔をすると、


「…うー!!」


唸ってグルグル回ってる…怖すぎてどうしよう!ってなっているんだろうな。


「おいで」


両手を広げれば、しばし考えた後ボスン!と音を立てながらジョンイナが胸の中に飛び込んできた。


「ひどい!チャニョルヒョンなんで先に行くの!!」

「え?だってジョンイナ先に行ってっていうから」

「前を歩いてって事でしょ!?オレがどんだけ怖かったか!!」


ここがお化け屋敷って事も忘れて怒り続けるジョンイナを抱き締めて黙らせた。










「あいつら、これがテレビだって忘れてんのかな…」

「これオンエア出来ないんじゃないの?」




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