えくそ5

□早朝の密室*
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「ふわぁ…」


あくびをしながら顔を洗いに洗面所に行けば、バシャバシャと水の音。

オレより早く起きるやつなんていたんだ…

リーダーという事もあるし、年長っていう事を抜きにしてもこれまでの生活習慣上オレは早起きだった。

いつもは、オレが1番。
その次がギョンスやベクで。
この水音もふたりの内のどちらかだろう。


「おはよう」


やけにバシャバシャと顔を洗っているなぁと不思議に思いながらも、声をかければビックリしたように振り向いたのはジョンイナだった。


「え、あ、ジュ、ヒョ」


そんなにビックリする事ないのに。
あれ?でもジョンイナ水音のわりに顔濡れてないなぁ。

ジャージャーと水が流れる洗面台に目をやれば、水色の布が見えた。


「なに洗ってるの?」

「え、あ、その…」


少し近づいて蛇口を止めて洗面台の中をよく見れば、水色のそれは下着でジョンイナを見れば顔を真っ赤に俯いていた。


「…ジョンイナ、どうしたの?これ」


そんな事聞かなくても、同じ男なのだから理由なんてわかっている。
でも20歳にもなって小学生のような事をしているジョンイナをからかいたくて、しかたがなかった。


「あの、…」


目を泳がせてどうしよう、かと一生懸命考えているジョンイナの背中を壁に押し付けて朝から汚したソコを握りこんだ。


「ひゃぁっ!あ、ヒョンっ」

「朝からエッチな夢でも見てたの?」

「あ、ちがっ、あ、」

「それとも朝からエッチな事でもしてたの?」


スエットの中に入れて直接握り込めば、肩を押すジョンイナの手は快感に震えた。


「ねぇ、どっち?」


くちゅくちゅ、という音とジョンイナの押し殺す声が耳に響いて朝からなにしてんだかって頭の隅で思いながらも手は休めなかった。


「ねぇ、」

「うぁっ、はぅ、」

「夢精したの?オナニーしたの?」

「っ!!!!」


直球な言い方が効いたのか、目からポロポロ涙を零しながら「む、せぃ」と言って抱き着いてきた。

少し可哀想になったけど、朝からこんな可愛い姿を見れて気分は最高。
擦り付けてくる頭にキスをして、泣かせたお詫びに気持ち良くしてあげる事に専念してあげる。













「夜にはちゃんとシてあげるから、今はこれで我慢してね」

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