えくそ5
□ほくろ *
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「ベク、ごめんジョンイナ起こしてきて」
「ほぉーい」
うちの可愛いマンネのひとりは眠り姫か?っていう位にお眠ちゃんだ。
だから毎日毎日誰か彼かに起こされないと起きて来ない。
あいつがひとりで起きて来たの見た事ないんだけど…
「おーい、ジョンイナ起きろー」
遠慮なしにバーンとドアを開ければ、朝日の指すベッドでスヤスヤと眠るジョンイナ。
起きっかな?と思いながらも大げさにベッドに腰掛けても少し身じろぐだけだった。
「まぁーた裸で寝ちゃって」
タオルケットをペロリと捲れば褐色の肌があらあらわれた(まぁ裸といっても下着は穿いているけど)
ツツーと肩から背骨に沿って指を滑らせて、身じろぐジョンイナで遊んでいると脇腹に小さなホクロがあるのに気付いた。
「へぇ、こんな所にホクロなんてあったんだ」
ジョンイナの身体は知り尽くしていると思っていたけど…
頭では朝からなにやってんだろって、思いながらも身体は勝手に動いていた。
「んっ、んんっ、んっ、…え、ひゃぁっ」
「あ、おはよ」
「あっ、え?え、ベクヒョ、んぁっ、なにしてっ」
「え?ホクロ舐めてんだけど」
寝起きで動きが鈍いジョンイナの身体は拘束しやすくて、オレにホクロを舐められて身体を震わせてる。
「ちょ、やめっ」
「やだ。なんか楽しくなってきた」
「ヒョン、やぁっ、」
頭を振ってイヤイヤしているけど、背中から摘んだ胸の突起は存在を主張している。
「ジョンイナ、ヒョンとエッチな事しようか」
「っ!!!」
涙目で後ろを振り返るジョンイナの唇にキスしながら下着の中に手を突っ込んだ。
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「で?朝から盛ってたの」
今のオレはギョンスに正座をさせられて、こんこんとお説教させられていた。
「オレはジョンイナを起こしてっていったよね?」
「はい…」
「今日から1ヶ月ジョンイナ禁止ね」
「え!!!!あ、…はい…すいません」
見上げたギョンスは般若のようで、頷くしかオレには選択の余地はなかった。
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