こばなし(その他)

□聖ロビク病院4
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朝から救急搬送されて来た子どもの対応に追われて、落ち着いたのは昼もとうに過ぎた3時だった。


「はぁ〜…」


処置にも疲れたし(子どもは無事意識を回復したから良かった)最近なにかと理由をつけられて抱かれているから、ここに来て疲れが一気に来たようだった。


「テグン先生、お疲れさまです!」

「…ヒョギ?」


倒れ込んでいたソファー前のテーブルに、がさりと置かれたお菓子の山。


「食べて下さい!糖分取って後もう少し頑張りましょう!」

「ヒョギ…」


コーヒーが入ったオレのマグカップを差し出すヒョギが本当に天使に見えて、思わず目頭が熱くなる。
バレないように、ヒョギの頭を撫でるコトで誤魔化した。




*







「うわー見てよあれ」

「あ!ヒョギのやつ!!」

「猛獣手懐けた感出てますね」

「いいなぁ〜オレも膝枕して欲しいなぁ〜」




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