こばなし(その他)

□寮長の部屋のひみつ2 *
1ページ/1ページ




「テグンヒョン?どうしたんですか?」


サッカー部のユニフォーム姿で前を歩いていたテグンヒョンを見つけて、声をかけて気付いた。なんか腰庇ってる?


「…ケン、…なにが?」


腰に手を当てながらコチラを向いたテグンヒョン。相変わらずキレイな顔しててやっぱり好きだなぁって思う!

ニコニコしてるオレに首を傾げて、目をパチクリしているヒョンは今度は可愛い!


「ケン?」

「あぁ、ごめん!なんか腰庇ってるみたいだから、どうしたんですか?」

「??………っ!////」


最初はわかんないって感じだったテグンヒョンは、すぐに真っ赤になって固まっちゃった…どうしたんだろ?


「ヒョン?」


真っ赤になったほっぺたにもう少しで触れそうになった瞬間。後ろからの声にピタリと止まった。


「ケン、何してるの?あ、テグンもいたんだねー」

「ハ、ハギョンヒョン、」


ニコニコしながら近付いて来るハギョニヒョンは、夕焼けをバックにしてて…なんか怖い…


「なんかテグンヒョン腰痛いみたいで、心配してたんですよ」

「え!腰痛いの?!テグナ大丈夫?」

「……」


心配そうに顔を覗き込むハギョニヒョン、を睨むテグンヒョン…??


「まだ部活あるの?送ろうか?」

「いい…」


肩に回された手を払いながら部活に戻るのだろう、廊下を歩き出したテグンヒョン。やっぱり腰庇ってる…


「ふふ、」

「ハギョニヒョン、テグンヒョン大丈夫ですかね?」

「大丈夫でしょ、いつもの事だし」


いつもの事?テグンヒョン腰痛持ちだったのかな?









「って、言う事があってねぇ」


あれ?なんでホンビンとウォンシク固まっちゃったんだろ??


「ケンヒョン…知らない人だったんだ」

「は?何が???」


はぁ、とため息をつく2人。

何なのさ?!




.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ